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【ハリウッドより愛をこめて】世界中が悲しんだ瞬間…マイケル・ジャクソン死去

6月25日、私は朝起きてまず「チャーリーズ・エンジェルズ」に出演している女優、ファラ・フォーセットの訃報を聞きました。もちろん全米が悲しんでいました。しかし、彼女は3年ほど前からガンと戦っていたので、国民は少し心の準備が出来ていたのかもしれません。

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6月3日、子供たちと歩くマイケル・ジャクソン -(C) Splash/AFLO
6月3日、子供たちと歩くマイケル・ジャクソン -(C) Splash/AFLO
  • 6月3日、子供たちと歩くマイケル・ジャクソン -(C) Splash/AFLO
6月25日、私は朝起きてまず「チャーリーズ・エンジェルズ」に出演している女優、ファラ・フォーセットの訃報を聞きました。もちろん全米が悲しんでいました。しかし、彼女は3年ほど前からガンと戦っていたので、国民は少し心の準備が出来ていたのかもしれません。

しかし、その5時間後に、“キング・オブ・ポップ”こと、マイケル・ジャクソンが亡くなることを、誰が想像したでしょう。最初にこの事態を耳にしたのは、「TVガイド」誌で働く友人からの知らせでした。お昼過ぎの12時30分頃(現地時間、以下同様)、マイケルが心拍停止状態に陥り、UCLAメディカル・センターに搬送された、とEメールが届きました。すぐに嫌な予感がしたんです…。いろんなウェブサイトをすぐにチェックしましたが、真っ先に死亡を伝えたのは、最もメジャーなニュース/ゴシップサイトのひとつ、「tmz.com」でした。その直後、セレブゴシップ誌の「OK Magazine」も訃報を伝えましたが、「BBC」、「CNN」、「NBC」、「CBS」、「FOX」などの報道機関は「昏睡状態である」としか伝えなかったのです。そのため2時間くらい、「twitter」や「facebook」、もはやインターネット全てがマイケルは死亡したのか? 生きているのか? という話題で持ちきりでした。誰もが偉大なる音楽スターが亡くなってしまったということは信じたくなかったのです…。

15時20分頃、UCLAで働く友人から、建物はヘリコプターに囲まれ周囲は大混乱だ、と電話がありました。彼女によると、病院の前には大勢の人が集まり、祈っている人もいれば、泣いていたり、各々好きなマイケル・ジャクソンの歌を歌っていたりしている、と。さらにマイケル・ジャクソンを真似た格好をしたファンもいたそうです。そのとき、彼女はまもなく病院から公式な死亡の発表が出るだろうと言っていましたが、その通り、15時30分頃、UCLAから発表がなされました。アメリカ中がショックを受け、「CNN」、「FOX」、「BBC」等もサイトで「マイケル・ジャクソン、50歳で死去」というニュースをトップで伝えました。

アメリカだけでなく、世界中が悲しんだ瞬間ですね。誰が今日この日、世界で最も人気のあるポップ界の王を失う、と考えたでしょう? 死去が正式に報じられた途端、世界中の人がネットをアクセスしているのではないかというくらい、あちらこちらでアクセスが集中しました。「facebook」、「myspace」、「twitter」はマイケル・ジャクソンの思い出を語る人々の書き込みであふれていました。

最後に、私の個人的な思い出を語らせてください。私にとって、一番の思い出は初めてマイケルのデビュー・アルバム、「オフ・ザ・ウォール」を聞いたときです。私は確か小学6年生で、サマー・キャンプで行われていたダンス・パーティで初めて耳にしたんです。そのとき、彼の歌声やパワーにすっかり魅了されて、「これは誰の曲なの!?」って思ったことをよく覚えています。もちろん、それから彼は、世界的大スターになったことは言うまでもないですね。

マイケル、あなたがいなくなり淋しくなります。どうか安らかに眠ってください。



今年6月3日、L.A.のスタジオ近くで子供たちと歩く姿を目撃されたマイケル。

© Splash/AFLO
《text:Lisle Wilkerson》

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