通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。
5回のアカデミー賞「助演女優賞」ノミネートという輝かしいキャリアと実力を持つエイミー・アダムス。これまでも名監督たちと仕事を共にしてきた彼女だが、今回選んだのは、ハリウッドの鬼才スパイク・ジョーンズ…
なんとも不思議な映画です。バイオレンス満載で、凶暴、狂気的なキャラクターばかりが登場するにも関わらず、不思議な愛に包まれている…
第138回直木賞受賞作『私の男』。桜庭一樹による衝撃のベストセラーが、ついに映画化されました。奥尻島を襲った大地震による津波で家族を失った10歳の花…
欧米に比べ、フォーマルを着る機会がなかなかない日本。結婚式…くらいでしょうか。最近は、積極的にドレスを着ようというドレスコード有りのイベントも増えてきているものの…
北欧と言えば、インテリアや雑貨が思い浮かぶ方も多いことでしょう。雄大な自然の恵みを感じさせる温もりのあるデザインとシンプルながら機能性の高い北欧モノ…
パリジャン(男性)とか、パリジェンヌ(女性)とか、そんな響きを聞くたびに、おしゃれで洗練された男女を思い浮かべる人は多いことでしょう。首都パリで、まるでモデルの様な男女を…
待ってました! 現代ハリウッドを代表する才人のひとり、ベン・スティラーが帰ってきました。俳優としての彼はもちろん…
秀作がひしめき、いつになく混戦模様だった第86回アカデミー賞で、見事「作品賞」を受賞した『それでも夜は明ける』。黒人監督の作品が、「作品賞」を受賞するのは史上初とあって、アカデミー賞の歴史を塗り替えたとも言われています。
近頃、実話モノがやけに多い映画業界。イチから人の心をつかむほどの力強い物語を紡ぎあげていくことの難しさは確かにあるのでしょう。創造世界でオリジナリティを重視するならば、実話モノが多いのはいかがなものかというところですが…
これまで、いろいろな女優さんとお会いしてきましたが、一番印象的だった方のひとりが、マリオン・コティヤールでした。あれは、『エディット・ピアフ~愛の讃歌』のプロモーション時だったので、7年も前になるでしょうか…
久々に、笑わせていただきました。これってコメディだったの? かなり不謹慎だけど、いいかしら? こんなに下ネタだらけなの? と各種の戸惑いを抱きながらも、笑わずにはいられなかった2時間59分。
ビヨンセ、クリスティーナ・アギレラ、「U2」、カニエ・ウェスト、ジェイ・Z、スティーヴン・スピルバーグ、ナオミ・ワッツらショービズ界の大物を始め、世界中の美の追求者たちを夢中にさせる「クレイジーホース・パリ」。
良く知っていると思っていたのに、ちっとも知らなかったことに気がつきました。映画『かぐや姫の物語』を観るまでは――。