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『チーム・バチスタの栄光』続編は『バチスタ・チェンジ・ザ・ワールド』?

現在、250万部というベストセラーを続けている「チーム・バチスタの栄光」。非常に難易度の高い心臓手術であるバチスタ手術をテーマにした本作の映画化作品『チーム・バチスタの栄光』が2月9日(土)に公開初日を迎え、主演の竹内結子、阿部寛ほか、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹(ココリコ)、佐野史郎の“バチスタ・チーム”の面々、中村義洋監督、そして原作者の海堂尊が舞台挨拶を行った。

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『チーム・バチスタの栄光』初日舞台挨拶にて(後列左から)田口浩正、玉山鉄二、池内博之、田中直樹(ココリコ)、井川遥、(前列左から)海堂尊、佐野史郎、竹内結子、阿部寛、中村義洋監督
『チーム・バチスタの栄光』初日舞台挨拶にて(後列左から)田口浩正、玉山鉄二、池内博之、田中直樹(ココリコ)、井川遥、(前列左から)海堂尊、佐野史郎、竹内結子、阿部寛、中村義洋監督
  • 『チーム・バチスタの栄光』初日舞台挨拶にて(後列左から)田口浩正、玉山鉄二、池内博之、田中直樹(ココリコ)、井川遥、(前列左から)海堂尊、佐野史郎、竹内結子、阿部寛、中村義洋監督
  • 『チーム・バチスタの栄光』初日舞台挨拶にて竹内結子
  • 『チーム・バチスタの栄光』初日舞台挨拶にて阿部寛
現在、250万部というベストセラーを続けている「チーム・バチスタの栄光」。非常に難易度の高い心臓手術であるバチスタ手術をテーマにした本作の映画化作品『チーム・バチスタの栄光』が2月9日(土)に公開初日を迎え、主演の竹内結子、阿部寛ほか、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹(ココリコ)、佐野史郎の“バチスタ・チーム”の面々、中村義洋監督、そして原作者の海堂尊が舞台挨拶を行った。

メスは持てない、外科に関しては全くの素人なのにもかかわらず、バチスタ手術中の術中死を調査することになった田口公子を演じた竹内さんは開口一番「緊張してきちゃいました」とニッコリ。「公開初日ということで、本当にたくさんの方にご覧いただけて嬉しいです。楽しかったと思っていただけたら、何度でも劇場に足を運んでください」と観客に呼びかけた。

手術の目となる天才病理医、鳴海涼を演じた池内さんは、「心臓手術という結構重いテーマだったりするんですけど、和気藹々とした現場ですごく楽しかったです。吉川(晃司)さんと佐野さんが、おもむろにタッパーウェアを取り出して、鶏肉で縫合の練習をしていたんです。それが印象的でした」と現場でのエピソードを語ってくれた。

熱血漢の自信家、第二助手の酒井利樹役の玉山さん。「現場では宇宙人の話とか、ちょっとカルト系な話とかですごく盛り上がっていました。特に佐野さんが、家からそういう本をたくさん持ってきていらして、池内くんは『僕の膝にはマイクロチップが埋まってる』とか言い出したりして、すごく楽しい現場でした。会社の上司、恋人、愛人(笑)など、いろんな方々に宣伝していただければ本当に幸いです」と、まさにあらゆる方面へアピール(笑)。

新メンバー看護師、大友直美を演じた井川さんは「お医者さんが現場にいらして、手術そのものだとおっしゃっていました。監督も、それくらい本当にリアルに原作に忠実に描くことに重きを置かれたんだと思います」と作品がいかにリアルに医療現場を描いているかを語ってくれた。

出演陣が「楽しかった」と口を揃える現場を取り仕切った監督は「これまで地方の試写会などで上映前の挨拶ばかりだったので、今日こそは犯人の話をしゃべくり倒そうと思ったんですが、スタッフに遠慮してくださいと言われてしまいました」と苦笑い。続いて「またこうして久しぶりに“チーム・バチスタ”に会えて、パート2をやりたいと思っています」と話すと会場からは大きな拍手。「(海堂さんの作品である)『ナイチンゲールの沈黙』なのか、『ジェネラル・ルージュの凱旋』なのか、スピンオフみたいな感じなのか、『バチスタ・チェンジ・ザ・ワールド』なのか(笑)分かりませんが」と、同日公開の『L change the WorLd』を持ち出して会場の笑いを誘っていた。

原作者であり、現役医師でもある海堂さんは、現在の医療の現状も含めて語ってくれた。「花というものには光と水をやらなければなりません。実は、医療というものはみなさまのためにある花でもあります。いま医療がいろいろ責められている場面もありますけど、その責められていることの数倍、数十倍働いている部分があるので、できればそこに光を当て、水をあげていただけたらと思います」。ちなみに、続編については「監督から(配給の)東宝さんへオファーしてください。私はお話があれば、引き受けます」とのこと。

田口と共に調査をする厚生労働省の破天荒なキレ者役人、白鳥圭輔を演じた阿部さんは「また変わり者の役をやってしまいました」と笑った。「雪が降りそうな中、お越しくださってありがとうございます。この映画、成功させたいと思いますので、よろしくおねがいします」とアピールした。

一見穏和に見えるが、妻との電話でキレてしまったりする臨床工学技士、羽場貴之役の田口さん。「今日は猛吹雪の中(笑)ご来場いただきまして、ありがとうございます。これから観るお客さまのために、絶対犯人は言わないようにしてください。もし万が一言うとしたら、それぞれいろんな人を、嘘を言ってください(笑)」と、まさに穏和な笑顔でニッコリ。

多忙を極める麻酔医、氷室貢一郎を演じた田中さんは、「本日は2月9日の中お越しくださいまして、ありがとうございます」といきなりボケた後、「麻酔医は本当に少なくて、5件、6件と手術を掛け持ちすることが多いそうで…」と真面目にコメントするかと思いきや、MCである久保田アナウンサー(TBS)に、「あ、いつも『どうぶつ奇想天外!』見てます」と、動物好きの血が騒いだらしい(笑)。続けて「麻酔科の先生は、いろんなものを抱えながら手術をしているという話にすごく共感しました。撮影前に指導してくださった先生が『かなりハードなので、麻酔科の先生は痩せてる方が多いんですよ』とおっしゃっていました。たまたまその次の日に、テレビで麻酔科の先生の番組をやっていたんですが、なかなか肥えてらっしゃる方が…(笑)」と、さらにボケていた。それでも最後は「本当に麻酔科の先生が少ないので、みなさん、一つよろしくおねがいします」と、違う意味でもアピール。

天才外科医、桐生恭一を演じた吉川晃司さんは、地元の広島で本作の舞台挨拶をしているとのこと。その桐生の第一助手である垣谷雄次を演じた佐野さんは、「久々に“チーム・バチスタ”のメンバーが集合しまして、吉川さんは広島で舞台挨拶して広めてくださっているということで、チーム一丸となって映画を成功させたいと思っております」と挨拶。「今日は客席の年齢層が広いと伺いましたが、本当に、中学生くらいの方から年配の方までたくさんいらして。僕も何度か舞台挨拶をさせていただいていますが、この風景は本当に珍しいです。大ヒットの予感がします」と、力強いコメントを残した。

豪華キャストで贈る医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』は日劇2ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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