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小説の映像化、気に入らなかったら?──ブログで話題の映画って?<2月26日号>

大人気小説&コミック原作が大ヒット

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『チーム・バチスタの栄光』 (C)- 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会
『チーム・バチスタの栄光』 (C)- 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会
  • 『チーム・バチスタの栄光』 (C)- 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会
  • 『L change the WorLd』 -(C) 2008「L」FILM PARTNERS -(C) 2008「L」PLOT PRODUCE
  • 『スパイダーウィックの謎』 (C)- 2007 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
大人気小説&コミック原作が大ヒット

ハリウッドでは、オリジナル脚本の不足が叫ばれるようになって久しいが、どうやらそれは日本映画界でも同様らしい。“公開中の映画”のTOP3は『チーム・バチスタの栄光』『L change the WorLd』『奈緒子』。ベストセラーミステリーに人気コミック。『L』に関してはスピンオフではあるが、やはり元々コミックが原作。確かにこれまでにも多くの小説やコミックが映像化されてきている。しかし、一昔前はオリジナル脚本の方が強いというイメージがあったのだが、いまやヒットする作品はどれも原作モノだ。

以前は、原作の根強いファンが映像化に反対したり原作との違いをあげつらったりする動きが、いまよりも大きかったような気がする。しかし、映像と活字は別物として考える傾向が強まったのか、むしろ映像化を望む声が多かったりもする。

ついでに興行成績に目を向けてみると、公開されてすでに3週目に突入している『L』が未だに興行成績のTOPを独走しているのが興味深い。2月16日(土)に公開された『エリザベス:ゴールデン・エイジ』はアカデミー賞が絡んでいたにもかかわらず『L』『バチスタ』『陰日向に咲く』『母べえ』に続く5位。上位4作品はどれも日本映画でもあり、どれも原作モノである。

大ヒットファンタジー小説映画はヒットするか?

“今週末公開作品”の1位『ライラの冒険 黄金羅針盤』も大ヒットファンタジー小説が原作。ニコール・キッドマンやダニエル・クレイグなど、Aクラスのハリウッドスターを配役したが全米では少々失敗気味。しかし『ハリポタ』シリーズがいまだに高い人気を誇る日本。『ライラの冒険』もきっと期待されているに違いない。ちなみに“総合(ブロガー数順)”でも3位にランクインしている。

“総合(話題度順)”の1位はハリウッドの天才子役、フレディ・ハイモア少年が一人二役に挑戦した『スパイダーウィックの謎』。これはシネマカフェでも紹介したテーマソング決定のニュースを受けてのランクインのようだが、奇しくもファンタジー小説が原作となっている。2位に『ライラの冒険』、3位に『明日への遺言』『ライラの冒険』は前述の通りだが、『明日への遺言』も大岡昇平の「ながい旅」が原作だ。

小説やコミックから感じるイメージは十人十色。お気に入りの小説やコミックの映像化作品を気に入らなければ、映画と原作は別物と割り切れるのか? 悩みどころである。もちろん、そうした議論がブログ上で活発にやりとりされているからこその“話題度”なのだが。(毎週火曜日配信)

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《シネマカフェ編集部》

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