リリー・フランキー&寺島進で映画の余韻をぶち壊し! 『ぐるりのこと。』舞台挨拶

法廷画家の夫・カナオと編集者の妻・翔子。1990年代の様々な事件を織り込みながら、幸せも絶望も共にする2人の10年の軌跡を綴った『ぐるりのこと。』が6月7日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶に、主演のリリー・フランキーに木村多江、寺島進、安藤玉恵と、6年ぶりにメガホンを取った橋口亮輔監督が登壇した。

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『ぐるりのこと。』初日舞台挨拶。左から橋口亮輔、リリー・フランキー、木村多江、寺島進、安藤玉恵。
  • 『ぐるりのこと。』初日舞台挨拶。左から橋口亮輔、リリー・フランキー、木村多江、寺島進、安藤玉恵。
  • 『ぐるりのこと。』初日舞台挨拶にて リリー・フランキー。
  • 『ぐるりのこと。』初日舞台挨拶にて  木村多江。
法廷画家の夫・カナオと編集者の妻・翔子。1990年代の様々な事件を織り込みながら、幸せも絶望も共にする2人の10年の軌跡を綴った『ぐるりのこと。』が6月7日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶に、主演のリリー・フランキーに木村多江、寺島進、安藤玉恵と、6年ぶりにメガホンを取った橋口亮輔監督が登壇した。

この日の舞台挨拶は映画上映後とあって、映画の余韻を味わいつつ…と思いきや、登壇したキャスト陣のテンションは、劇中とは正反対? ふらりと現れたリリーさんは「初日ということで粛々とした雰囲気ですが、寺島進がジャージじゃないっていうのがね(笑)」と早速、寺島さんに突っ込み。さらに、劇中では甲斐甲斐しく木村さんを支え続けていたにもかかわらず、この日は「翔子なのに今日はゴージャスな服を着てるんで『なんか違うだろう』ってみんなで言ってたんです」とニヤリ。木村さんが「さっきから『カーテン着てる』って言われてます…」と恥ずかしそうに言うと、すかさず「『ドラゴンボール』にもこういう感じの人いましたね(笑)。髪型も寺島さんに似てきましたよ」と失礼極まりない(?)暴言を連発し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

リリーさんに負けじと“妻イジり”に徹したのが寺島さん。安藤さんと共に翔子の兄夫婦を演じたが、「この人(=安藤さん)は本気で蹴りますからね。恐ろしいよな、お前は」と安藤さんをジロリ。さらに安藤さんを見て「スナックでデュエットしてる人みたい(笑)」と言ったかと思えば、一人で「別れても好きな人」を調子っ外れの歌声で歌い出す暴走ぶり。これに安藤さんは「『銀座の恋の物語』(※石原裕次郎と牧村旬子が歌った名曲で同名映画の主題歌)でお願いします!」と返し会場の笑いを誘った。この見事な(?)コンビネーションも夫婦のなせる技?

木村さんは、撮影を思い返し「稽古中、ほとんど追い詰められていって、訳が分からなくなり号泣してしまったことがありました」と明かしてくれた。ちなみに、そのときリリーさんはと言うと「漫画読んでましたね」とのこと…。

映画が残してくれた素敵な余韻をリリーさん&寺島さんはぶち壊し続けるが、橋口監督は「リリーさんと木村さん夫婦は、リハーサルで大学生の翔子をカナオが口説く、ということをやってもらい、この映画の物語が始まる10年ほど前の2人の関係から作っていきました。そのあたりが自然と出ているのではないかと思います。寺島さんと安藤さんの夫婦には、リハーサル中に突然『ちょっと夫婦の会話をやってみて』と言って、1時間くらいカット掛けずにずっとやってもらったんです。そうしたら爆笑に告ぐ爆笑で、何ともドンピシャな、最高の2人だなと思いました」とこの2組の夫婦を大絶賛した。

最後にリリーさんが「寺島さんのせいで、何だか分からないままに時が過ぎてしまいましたが(笑)、この映画に出てみて、いままで思っていた日常での他人との接し方や幸せみたいなものが、少し変わったような気がします。観てくださった方が、それぞれ何か温かいものを持って帰ってくだされば嬉しいです」と締めくくった。

『ぐるりのこと。』はシネマライズ、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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