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「宝くじに当たるより嬉しい!」 『赤い風船』初日、一家に劇場貸し切り上映を実施

1956年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した『赤い風船』が50年以上の時を経て、デジタルリマスターで生まれ変わり、7月26日(土)より公開された。以前観たことがあるというオールドファンから、新たな若い観客まで多くの人々が劇場に足を運び、好調な滑り出しとなったが、初日26日(土)には、公開劇場のシネスイッチ銀座にて最終回上映後に、プレゼントキャンペーンで当選した1組の観客に劇場を貸切って『赤い風船』を鑑賞してもらうという、なんとも贅沢な企画が行われた。

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7月26日(土)の公開初日に劇場貸切で『赤い風船』を鑑賞した武井さん一家。
7月26日(土)の公開初日に劇場貸切で『赤い風船』を鑑賞した武井さん一家。
  • 7月26日(土)の公開初日に劇場貸切で『赤い風船』を鑑賞した武井さん一家。
1956年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した『赤い風船』が50年以上の時を経て、デジタルリマスターで生まれ変わり、7月26日(土)より公開された。以前観たことがあるというオールドファンから、新たな若い観客まで多くの人々が劇場に足を運び、好調な滑り出しとなったが、初日26日(土)には、公開劇場のシネスイッチ銀座にて最終回上映後に、プレゼントキャンペーンで当選した1組の観客に劇場を貸切って『赤い風船』を鑑賞してもらうという、なんとも贅沢な企画が行われた。

これは映画サイト「シネマカフェ」にて、本作を応援してくれるメンバーを募る特集ページ「『赤い風船』10,000人応援団」のプレゼントキャンペーンとして実現したもの。見事、当選したのは都内在住の武井絵美さん。この日は両親と共に劇場を訪れ、親子3人で本作を鑑賞した。絵美さんは鑑賞前に「小さい頃に父に連れられてこの映画を観た覚えがある」と語っていたが、実際に映画を観て「風船が少年の後を追いかけてくる場面はやはり昔見た覚えがありました」と懐かしい記憶を掘り起こした様子。

父親の道男さんは仕事の関係で、パリを訪れたことが幾度もあるということで「映画の中に、まだ戦後に復興されていない壊れたままのパリの様子が出てきますが、僕が仕事で訪れた70年頃にはまだこうした部分が残ってました。映画を観ながら懐かしい気分にさせてもらいました」とかつてのパリの風景に思いを馳せれば、母の絢子さんとフランス人のご主人を持つ絵美さんは「でも、人の様子や街並みの雰囲気は、いまと変わらぬパリですね」と口を揃えた。

さらに絵美さんは「今日は家で留守番している子供にぜひ見せたいですね。親子三代で同じ思いで観られる作品だと思います」と語り、今回の劇場貸切での鑑賞については「宝くじに当たるよりも嬉しい体験をさせていただきました」と笑顔を見せた。

『赤い風船』はシネスイッチ銀座ほかにて公開中。

『赤い風船』特集
http://www.cinemacafe.net/special/ballon/index.html
《シネマカフェ編集部》

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