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アントニオ猪木の革命宣言にデル・トロ共鳴も、“セクシー”道端ジェシカにはデレデレ

キューバ革命の立役者で、その人生を革命に捧げたエルネスト・“チェ”・ゲバラ。彼はどのようにして革命に身を投じ、どのような思いを抱え39歳で人生に別れを告げたのか? 20世紀最大のカリスマの足跡を2部構成で描いた『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』が来年1月に立て続けに公開される。12月16日(火)、本作のジャパンプレミアが開催され、主演のベニチオ・デル・トロとスティーヴン・ソダーバーグ監督が出席した。

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『チェ』2部作ジャパンプレミア。(左から)道端ジェシカ、ベニチオ・デル・トロ、スティーヴン・ソダーバーグ監督、アントニオ猪木。
『チェ』2部作ジャパンプレミア。(左から)道端ジェシカ、ベニチオ・デル・トロ、スティーヴン・ソダーバーグ監督、アントニオ猪木。
  • 『チェ』2部作ジャパンプレミア。(左から)道端ジェシカ、ベニチオ・デル・トロ、スティーヴン・ソダーバーグ監督、アントニオ猪木。
キューバ革命の立役者で、その人生を革命に捧げたエルネスト・“チェ”・ゲバラ。彼はどのようにして革命に身を投じ、どのような思いを抱え39歳で人生に別れを告げたのか? 20世紀最大のカリスマの足跡を2部構成で描いた『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』が来年1月に立て続けに公開される。12月16日(火)、本作のジャパンプレミアが開催され、主演のベニチオ・デル・トロとスティーヴン・ソダーバーグ監督が出席した。

『21グラム』('03)以来の来日となったデル・トロは「思い入れの深いこの作品をみなさんにお届けすることが出来て、そしてこうして日本に戻って来れて嬉しいです」と笑顔で挨拶した。チェ・ゲバラという歴史に残る人物を演じた感想を尋ねると「たしかに難しい役でした。この役をやりたいという俳優はたくさんいますしね。でも、ある時点で“チェ”になることをやめたんです。彼の動作を真似るのではなく、そのシーンで必要とされている演技をすることに集中しました。後は監督が素晴らしい映像に仕上げてくれるだろうと、全てを任せていましたよ(笑)」とふり返った。

監督は本作について「史実に忠実であることに心を砕きました。時間をかけてリサーチし、彼を個人的に知っている人物に当たって、じっくりと話を聞いたんです。それから彼の著作も丹念に読み込みました」と製作のプロセスを語った。

場内、さらには会場外に敷かれたレッドカーペット脇には多くの女性ファンが駆けつけ、黄色い声援を送ったが、デル・トロは「日本のファンは、僕が無名だった頃からずっとファンレターを送ってくれました。いまでもファンでいてくれるのがすごく嬉しいです。より多くの女性に会いたいです!」と語り、ラテン男の面目躍如といったスマイルで観客を魅了した。

そんなデル・トロの望みを叶えるべく(?)、この日はスペシャルゲストとしてデル・トロとソダーバーグ監督の大ファンというモデルの道端ジェシカと、チェのキューバ革命における盟友であるカストロ元議長と交友があるアントニオ猪木が来場。軍服に葉巻の“チェ”スタイルの猪木さんが「元気があれば革命も起こせる! 世は混迷を極めていますが、この映画を観て、新しい時代を築く参考にしたいと思います」と語れば、ジェシカは「好きな監督さんや俳優さんはたくさんいますが、デル・トロさんとソダーバーグ監督は中でも大好きなお二人。お会いできて本当に夢のようです!」と大興奮。ジェシカのセクシー衣裳を前に、さすがの“革命家”デル・トロの表情も緩みっぱなしだった。最後は猪木さんが得意のかけ声の“チェ・バージョン”「1、2、3、チェー!!」で締め、ジャパンプレミアは盛況の内に幕を閉じた。

『チェ 28歳の革命』は2009年1月10日(土)より、『チェ 39歳 別れの手紙』は1月31日(土)より日劇3ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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