【カンヌ国際映画祭】ゲバラ熱演のベニチオ・デル・トロが最優秀男優賞!

5月14日(現地時間)より開催されていた第61回カンヌ国際映画祭の授賞式が、最終日の25日に執り行われた。数々の注目作が並ぶ中、キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの激動の人生を描いたスティーヴン・ソダーバーグ監督作『CHE (原題)』で、ゲバラを熱演したベニチオ・デル・トロが見事、最優秀男優賞を手にした。

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『CHE (原題)』
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5月14日(現地時間)より開催されていた第61回カンヌ国際映画祭の授賞式が、最終日の25日に執り行われた。数々の注目作が並ぶ中、キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの激動の人生を描いたスティーヴン・ソダーバーグ監督作『CHE (原題)』で、ゲバラを熱演したベニチオ・デル・トロが見事、最優秀男優賞を手にした。

総上映時間なんと4時間28分、2部作という壮大なスケールで贈る本作。ゲバラと同志、フィデル・カストロの運命的な出会いから、彼が銃殺されるまでが描かれる。アカデミー賞作『トラフィック』のソダーバーグ監督とデル・トロの再タッグということで早くから期待が集まる中、同21日に行われた公式上映では、2,300人の超満員の観客から約6分間にも及ぶスタンディングオベーションを受けるなど、高い評価を受けた。

役作りのために25キロもの減量を実行したデル・トロの熱演ぶりに、審査員の満場一致で今回の受賞が決定。そして、審査委員長のショーン・ペンから彼の名が挙がると、中断せざるを得ないほどの拍手が会場を埋め尽くした。審査員のスタンディングオベーションで迎え入れられたデル・トロは、感極まって言葉が出ず、しばらく沈黙した後、「この映画を実現させるという僕の長年の夢を叶えてくれた(製作会社の)ワイルド・バンチとフランスのワーナー・ブラザースにまず、感謝の意を表したい。そして何より私はこの賞をチェ・ゲバラに捧げたい。そして、ソダーバーグ監督とこの喜びを分かち合いたい。本作の撮影は非常にハードなものでしたが、彼に支えられ、自分は俳優という仕事に専念することができました」と感謝の意を述べた。その後、受賞者全員で写真撮影が行われたが、デニス・ホッパー、フェイ・ダナウェイ、ミラ・ジョヴォビッチ、ショーン・ペンからひときわ熱い祝福を受けていたデル・トロは、得意のウィンクスマイルを見せていた。

『CHE (原題)』は2009年、全国にて公開。

カンヌ国際映画祭特集
http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2008/
《text:cinemacafe.net》

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