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紅一点の広末「男強さと夢いっぱいの映画」 世界進出決定『GOEMON』が幕開け!

戦国の盗賊ヒーロー・石川五右衛門を主人公にした紀里谷和明最新作『GOEMON』。壮大なスケールと最新のCG技術をもって遂に完成した本作の報告会見が、1月22日(木)、一般のファンを集めて大規模に行われ、紀里谷監督を筆頭に主演の江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二ら錚々たるキャスト陣が集結した。

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『GOEMON』完成報告会見にて(前列左より)紀里谷和明監督、大沢たかお、江口洋介、広末涼子、ゴリ(後列左より)要潤、伊武雅刀、奥田瑛二、中村橋之助、寺島進、平幹二朗
『GOEMON』完成報告会見にて(前列左より)紀里谷和明監督、大沢たかお、江口洋介、広末涼子、ゴリ(後列左より)要潤、伊武雅刀、奥田瑛二、中村橋之助、寺島進、平幹二朗
  • 『GOEMON』完成報告会見にて(前列左より)紀里谷和明監督、大沢たかお、江口洋介、広末涼子、ゴリ(後列左より)要潤、伊武雅刀、奥田瑛二、中村橋之助、寺島進、平幹二朗
  • 戦国の盗賊・石川五右衛門を演じた江口洋介
  • 物語のカギを握る茶々を華麗に演じた広末涼子
  • 激しい戦いを交わす、才蔵役・大沢たかお&五右衛門役・江口洋介
  • 猿飛佐助役・ゴリ「Yes, we can!」
  • 五右衛門の師匠・服部半蔵役の寺島さん
  • “奥田秀吉”として、従来の秀吉像を覆す!
  • 果たしてどんな家康像に仕上げたのか?
戦国の盗賊ヒーロー・石川五右衛門を主人公にした紀里谷和明最新作『GOEMON』。壮大なスケールと最新のCG技術をもって遂に完成した本作の報告会見が、1月22日(木)、一般のファンを集めて大規模に行われ、紀里谷監督を筆頭に主演の江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二ら錚々たるキャスト陣が集結した。

前作『CASSHERN』の製作時から構想していたという本作を5年の歳月をかけて完成させた紀里谷監督。大勢のファンを前にし「たくさんの方の協力の下で、世界中の人たちに観てもらえる映画を目指してきました。この作品は、原作が漫画でもアニメでもTVの延長でもない、全くのオリジナルです。どうかみなさまの力をお貸しください」と力強く呼びかけ、本作の世界配給決定を明かした。

完成作をこの日初めて観たというキャスト陣は一様に、グリーンバックでの撮影中には未知だった映像の世界観に驚きを隠せない様子。6か月にわたる肉体改造から撮影に臨んだという五右衛門役の江口さんは、「いろんな恐怖はありましたが、紀里谷くんの大きな船に乗って戦をするような撮影でした」とふり返った。また、幾度も演じられてきた五右衛門役を演じるにあたり「スーパーヒーロー像にどう人間らしさを見せていくか、監督とのコミュニケーションを通して、絶えず走りながら考えていた」と話す。

五右衛門と壮絶な戦いを繰り広げる霧隠才蔵役の大沢さんは、際どい殺陣の撮影話を明かしながら「忘れられないほどエネルギーに満ちた現場でした。この作品には、観たことのない、重厚感とスケール、生命力に満ちあふれています」と完成した作品に自信をのぞかせた。前作に引き続き紀里谷作品に出演した石田三成役の要さんも、「紀里谷ファンとしても、前作からかなりグレードアップしていると実感した」と作品をアピールした。

戦国の武将を演じたベテラン勢からも監督への称賛の言葉が止まない。自己流の秀吉を全うしたという奥田さんは、「いやあ、疲れました。スケールの大きさと力強さに圧倒されて、もう二度と観ないだろうと思ってたけど、3時間後また観たくなりました」と話し、「(自身の監督作で)グリーンシートを使うときは紀里谷くんに貸してほしい(笑)」ともらした。続いて信長役の橋之助さんも「監督の熱い演技指導のおかげで、側面しか知らない自分が立体的になっていく不思議な感じがして、映像を見たときに本当に自分なのかと驚いた」とコメント。家康役の伊武さんも完成作について「昔、N.Y.で『スター・ウォーズ』を観たときのショック以来のワクワクや驚き」と称賛を浴びせた。

「戦乱の世をどうやって生きて自分の存在を伝えていくかということにプレッシャーを感じた」と話すのは紅一点、茶々役の広末さん。女性ならではの視点で「日本人男性のヒロイズムの喪失を感じる今の時代にいいなと感じる、男性の強さと夢がたくさんつまった映画」と作品をアピール。そんな広末さんにとって現場での唯一の共演者だったという千利休役の平さんが「広末さんのナイーブで感受性あふれる演技に見惚れていたら、あっという間に撮影が終わってしまった」と明かすと、照れた表情を見せた。

そしてやはり、笑いを提供したのは猿飛佐助役のゴリさん。「ゴリなのに猿飛なんて、猿なのかゴリラなのか…」とこぼすや、「現場ではどんな映画になるのかと思いましたが、やばいです! 日本でもこんな規模の映画が出来るんだと思いました。Yes, We can!」と渾身のオバマ新大統領のネタを披露し、爆笑を誘った。この勢いに乗ろうと、服部半蔵役の寺島さんも「現場での監督の合言葉は“Change!”。たまに“Yes, We can”なんかも言ってました」と言うもこちらは滑ってしまい…、「つまんねえじゃねえか!」と自虐に走り会場を沸かせた。

紀里谷監督が「“普通の人でも革命を起こせる”ことを描きたかった」と語る『GOEMON』。公開は、5月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて。
《シネマカフェ編集部》

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