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シネマカフェ的海外ドラマvol.226 おしゃれ&セクシー!“大人”ドラマ 中級編

前回の初級編に続き、おしゃれで、セクシーで、大人の女性にこそ楽しんでいただきたい“おしゃれセクシーな大人ドラマ”たちをご紹介していきたいと思います。

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「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」 -(C) 2011 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
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前回の初級編に続き、おしゃれで、セクシーで、大人の女性にこそ楽しんでいただきたい“おしゃれセクシーな大人ドラマ”たちをご紹介していきたいと思います。

中級編として取り上げたいのは、マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めている「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」。禁酒法時代のアトランティック・シティを舞台に、街の表と裏を支配する政治家ナッキー・トンプソンの物語が展開する作品です。1920年代アメリカのクラシカルな雰囲気の中、“邪魔な奴は裏切れ、騙せ、そして撃て”のハードでダークな人間ドラマが繰り広げられるとあって、第1話では監督も手掛けエミー賞監督賞に輝いたスコセッシ印とも、「ザ・ソプラノズ」の成功でも知られるクリエイターのテレンス・ウィンター節とも言えるバイオレンス&セックス描写がたっぷり。ナッキー役のスティーブ・ブシェミを始め、映画界でも活躍する実力派キャストたちが、それらの描写に体当たりで挑んでいるのも見逃せないところです。

なかでも注目は、マイケル・ピットとマイケル・シャノンのWマイケル。裏社会に生きる野心家の青年・ジミーをピットが、清廉潔白を装うナッキーに疑いの目を向ける捜査官・ネルソンをシャノンが演じているのですが、『ドリーマーズ』などの過去作でも過激な描写に挑んできたピットも、保守的な時代に複雑な性癖を持つ捜査官に扮したシャノンもセクシー担当として天晴れの活躍ぶり。さらに、女性陣からはジミーの若き母親を演じるグレッチェン・モルが自身の代表作『ベティ・ペイジ』での熱演に負けないセクシーさを発揮しています。もちろん、彼らがそれだけの奮闘を見せるのは、演じる人物の内面や人間関係を語る上で欠かせない要素となっているから。まさに、「ボードウォーク・エンパイア」は“大人な”物語が“大人な”描写と共に楽しめる大人ドラマなのです。

実際、「ボードウォーク・エンパイア」を放送するHBOは、“大人な”物語が“大人な”描写と共に楽しめるドラマを世に送り出してきたケーブル局。最近の話題作で言えば、ケイト・ウィンスレットが大恐慌下に生きるヒロインを熱演したミニシリーズ「ミルドレット・ピアース 幸せの代償」などが挙げられます。ヒロインの恋人を演じ、エミー賞助演男優賞を受賞したガイ・ピアースがユーモアたっぷりに「ケイトとたくさんセックスしたら、こんなにも素晴らしい賞をいただけました」とスピーチしたことからも本作の“大人な”描写が分かるというもの。

そのほか、「glee/グリー」でいまや青春ドラマの第一人者となった敏腕クリエイター、ライアン・マーフィーが学園世界を離れ“大人な”描写をふんだんに駆使した「アメリカン・ホラー・ストーリー」は「glee/グリー」を放送するFOXと同系列のケーブル局FXでオンエア。FXでは同じくマーフィーが手掛けた「NIP/TUCK」、そして「ダメージ」やティモシー・オリファント主演の「Justified」など、FOXのドラマよりも大人めな作品が放送されています。曰くつきの一軒家を舞台にした「アメリカン・ホラー・ストーリー」は、生きている人間と死者が入り乱れて怒涛の愛憎劇を繰り広げる大人のための寓話です。

次回は、セクシー度をもっともっと過激に追求した上級編です。



© 2011 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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