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キューピー人形が“ナチス”とまさかのコラボ! 入手条件はプロパガンダ遂行

本年度ベルリン国際映画祭での上映、アメリカの大規模な映像祭典「SXSW」での上映を経て、“ナチスが月からやって来る映画”として海外メディアを始めネット上で大きな盛り上がりを見せているSFムービー『アイアン・スカイ』がこの夏、日本上陸を果たす。「月の裏側にナチスが潜伏していた」という荒唐無稽な仮説を打ち立てるアクの強い本作がこのほど、キューピー人形と異色のコラボレーションを実現! その奇跡のコラボ画像がこのほど独占入手、さらに“ナチス崇拝”を掲げる強烈なヒロインを演じるドイツ出身の新進ビューティ、ユリア・ディーツェからの“ぶっ飛んだ”コメントが到着した。

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『アイアン・スカイ』 -(C) 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures
『アイアン・スカイ』 -(C) 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures
  • 『アイアン・スカイ』 -(C) 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures
本年度ベルリン国際映画祭での上映、アメリカの大規模な映像祭典「SXSW」での上映を経て、“ナチスが月からやって来る映画”として海外メディアを始めネット上で大きな盛り上がりを見せているSFムービー『アイアン・スカイ』がこの夏、日本上陸を果たす。「月の裏側にナチスが潜伏していた」という荒唐無稽な仮説を打ち立てるアクの強い本作がこのほど、キューピー人形と異色のコラボレーションを実現! その奇跡のコラボ画像がこのほど独占入手、さらに“ナチス崇拝”を掲げる強烈なヒロインを演じるドイツ出身の新進ビューティ、ユリア・ディーツェからの“ぶっ飛んだ”コメントが到着した。

第2次世界大戦後、完全敗北したと思われたナチス・第三帝国の一部のエリートは連合軍の追跡を逃れ、密かに月へと逃亡していた。そして月の裏側に秘密基地を作り、復讐の機会をうかがっていた。70年の歳月をかけて軍備を強化し、2018年、UFOの大群を率いて地球を侵略しに訪れるのだが…。既に公開を迎えたヨーロッパを始め、本国フィンランドでは大ヒット中の『ハンガー・ゲーム』を抑え、さらに同日公開となった『タイタニック 3D』の約2倍の差をつけて堂々の第1位に輝く偉業を達成した本作。その製作費は世界中の映画ファンからカンパ(約1億円)でまかなったという脅威の逸話と相まって、世界各地で話題を呼んでいる。

題材からしてブラックな笑いが想像できるが、中でも強烈なインパクトを放っているのが、主人公・レナーテのナチスのプロパガンダへの心酔ぶり。今回誕生したオリジナルキューピー人形は、彼女をモチーフに秘密裏に作られたようだ。ナチスの紋章が刻まれた軍服ファッションに身を包んでおり、可愛い笑顔も心なしか険しい表情にも見えなくもない? 一方、劇中で彼女を見事に演じているのがドイツの新星、ユリア・ディーツェ。本人曰く「SF映画には全く興味がなかった」と言うが、「私たちドイツ人なら、どうしても後ろめたく感じたり、真剣にとらえ過ぎたりしてしまう題材よね。でもフィンランド人(監督)は全く違うユーモアのセンスを持っていて、本当にイッちゃってるの! 最初に渡された脚本では、レナーテ(ユリアが演じた役)はレズビアンっていう設定だったのよ! 『オーケー、私は“月にいるレズのナチ”なのね、面白そうじゃない!』って思ったわ(笑)」と本作の突飛な切り口に魅了されたよう。そう語ることができるユリア自身も充分に肝の座った“ぶっ飛んだ”女優とも思えるが…。

本作でメガホンを握ったほぼ無名の新鋭ティモ・ヴオレンソラ監督は、この作品を徹底的にユーモアに富んだものにするべくユリアを始め、出演者には全て真顔で演じるように指示を出したという。「僕たちは全員、とても真剣にキャラクターを捉えていたんだ。その方がドラマ性も盛り上がるし、同時にもっと面白く見えるんだ。中心となる3人のキャラクターの雰囲気やリズムやスタイルをよりユニークなものにするために、メインキャストの3人とは何度も試行錯誤を重ねたんだ。自分で言うのもなんだけど、かなりうまくいったと思うよ」。

ちなみに、『アイアン・スカイ』版キューピーをどこで入手できるの? という方に情報。こちらをゲットするには「プロパガンダチームに入隊し、任務を遂行せよ!」と銘打たれたキャンペーンに参加し、出題されるプロパガンダ(宣伝)活動を達成しなければならない。ぜひ、あなたもレナーテのようにプロパガンダに挑戦してみる?

『アイアン・スカイ』は9月28日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。

『アイアン・スカイ』公式サイト
www.iron-sky.jp
《シネマカフェ編集部》

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