竹内結子が女子会モード? 『ストロベリーナイト』の“三角関係”に西島秀俊は苦笑い

刑事もののドラマや映画の大多数は男性が主人公だが、約2年前にスペシャルドラマとして放送され、その後に連続ドラマがスタート、瞬く間に圧倒的な人気を得た「ストロベリーナイト」シリーズ…

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『ストロベリーナイト』竹内結子&西島秀俊/Photo:Yoshio Kumagai
  • 『ストロベリーナイト』竹内結子&西島秀俊/Photo:Yoshio Kumagai
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  • 『ストロベリーナイト』竹内結子/Photo:Yoshio Kumagai
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  • 『ストロベリーナイト』西島秀俊/Photo:Yoshio Kumagai
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刑事もののドラマや映画の大多数は男性が主人公だが、約2年前にスペシャルドラマとして放送され、その後に連続ドラマがスタート、瞬く間に圧倒的な人気を得た「ストロベリーナイト」シリーズは、デキる女刑事・姫川玲子が主人公。異色の刑事ものとして刑事ドラマの歴史に堂々とその名を刻んでいる。そして、ドラマから映画へと舞台を広げ、“姫川玲子”最後の事件が描かれる! 意外にも刑事役初挑戦だった姫川玲子役の竹内結子と姫川を支え続けてきた菊田役の西島秀俊が、シリーズをふり返りながら映画版の魅力を語る──。

竹内結子、西島秀俊を始めとする演技派が揃っていること、ミステリーとしての面白さがあることなど、異色ながらも本格派刑事ドラマとして注目を集める本シリーズ。その中心に居るのは、もちろん姫川玲子。天性のプロファイリング・センスと直感と行動力を武器に次々と事件を解決していく彼女の姿は、演じる竹内さんも魅了された。

「玲子さんの魅力は“こう思ったらこう!”と、一本気なところですね。周りの人間に対しても嘘はないし、情も厚くて、ちゃんと闘える人。全責任は自分がとる! ぐらいの腹積もりがあったうえで、あれだけの振る舞いができる、そこが潔いんです。7センチのヒールに『エルメス』のバッグといった女性らしさを殺さないところは、そのまま捜査の仕方にも通じていて…。それは、第六感のようなものですね。とにかく“私、女ですけど結果を出せば文句ないでしょ”的な気持ちよさも好きなんです」。竹内さん自身も一度こうと決めたらやり通す性格だそうで、そこは玲子と自分とが重なり合ったと言う。

一方、姫川が絶対的信頼を寄せている姫川班のひとり、菊田和男について西島さんは「菊田は周りのキャラクターによって成立する役」だとその役作りを明かす。

「菊田は、『部下にしたいNo.1』を目指していますが(笑)、基本的に姫川主任と違って、キャラクター性だけで存在できる役ではありません。姫川主任だったり、日下主任だったり、ガンテツだったり…それぞれとそれぞれの関係を結んでいて、それによってキャラクターができている。すごく面白い役。だから、菊田はこういうキャラクターですというのはないけれど、それぞれとの関係を丁寧に描いていく、そこが魅力になるのかなと。キャラクター性がなかったことで、自分の好きなものをぶち込めたというのはありますね。甘いものが好きとか、危ないところに平気で突っ込んでいくとか、後輩にパンチするとか…」。

また、恋愛に関しては「ものすごく間が悪い…」と苦笑いしながら、姫川と菊田の間に生まれつつあったかすかな恋愛感情、そこに大沢たかお演じる牧田勲が入り込み揺さぶるのだと切ない表情を見せ、上司である姫川を守るために、ひとり極清会会長の牧田のもとへ乗り込む菊田が牧田と男と男の熱いバトルを繰り広げる、見ごたえあるシーンについて語る。

「大沢さんとしっかり対峙するのはそのシーンだけなんですが、ものすごく緊張感がありました。菊田は牧田に徹底的に挑発されています。というのも、牧田は人の心を見抜く役、菊田も当然見抜かれていましたから(苦笑)。そのシーンの演技で新鮮だったのは、連ドラでは姫川主任への想いはあっても敢えて出さずにやってきた。けれど、監督から『ここはもっと心が揺れてくれ。コントロールできないほど揺れてくれ』という演出があって、新しい一面を演じることができたんです。実際、完成した映画を観て、いいシーンになっているなと。とにかく、大沢さんが、格好いいんですよ」。

そんな男が惚れる男・牧田の出現によって、姫川も揺れ動くわけで。「菊田さんもカッコいいですよ」というフォローをいれつつ、「気づいたら玲子さんも牧田さんの世界に引っぱられていた」と、竹内さんが姫川の心情を代弁する。

「最初は、この人(牧田)は事件に関わってきそうだな…という興味から彼を追いかけていくんです。でも、追い詰めているつもりなのにどうしても空回りしている感じがあるんですよね。ちっとも追い込めない。むしろ自分の首を自分で絞めている感じがして、居心地が悪いなぁ、いつもと勝手が違うなぁと思いながら演じていました。監督からは、すべてが終わってから『もしかしたら、そうだったのか…』という、なんとなくでいきましょうというヒントをいただいて。ただ、大沢さんとの最初のシーンは、牧田と姫川が最初に出会うシーンだったので、そういう意味では入りやすかったですね」。

また、撮影現場で「菊田派か? 牧田派か?」といういい男対決が密かに行われていたように、観客も2人の魅力にうっとりすることは間違いないだろう。ちなみに、竹内さん個人としては捜査一課課長、三浦友和の演じる「和田派」だそうだが「おいおい考えたら菊田さんですよね」と菊田に一票! 「和田派でもあるんですが、恋愛対象として考えるなら菊田さんですね。ただ、女子会のノリで言うと、付き合うなら牧田で結婚するなら菊田、と世の女子は一度は思うんじゃないでしょうか(笑)」。竹内さんのその言葉にすかさず反応する西島さんは「菊田、これ洗っておいてー! っていうのは、ダメですからね(笑)」と言いつつも、その言葉使いは優しい。やはり菊田はカッコいい。

連続ドラマで一滴二滴…わずかに投入された恋愛要素が、映画『ストロベリーナイト』で大きく広がりを見せることになる。もちろん「姫川班、最後の事件」というコピーも気になる! その事件がどんなものなのかも気になる! けれど、やはりそれ以上にドラマファンが愛しい眼差しを向けてきた姫川玲子と菊田和男、そして映画から参戦となる牧田勲の三角関係が気になる! どんな展開が待ち受けているのかは、さまざまな雨が降りしきる映画の中で確かめてほしい。
《photo:Yoshio Kumagai / text:Rie Shintani》

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