【シネマVOYAGE】セレブが集まるOCで憧れのリゾートライフ…のハズが!?

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『野蛮なやつら/SAVAGES』 -(C) Universal Pictures
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開放感ある絶景と美味しい料理、そして素晴らしきパートナーと一緒に毎日のんびり過ごせたらどんなに幸せなことか! そんな誰もが憧れる暮らしを手にしている女性オフィーリア、通称O(オー/ブレイク・ライブリー)が、理想の暮らしから危険に満ちた野蛮な世界へ巻き込まれるクライム・ラブストーリーが映画『野蛮なやつら/SAVAGES』です。

憧れ“その一”は、Oが住んでいる場所、カリフォルニア州オレンジ・カウンティのラグーナ・ビーチです。オレンジ・カウンティと言えば、青春ドラマ「The OC」の舞台になっているほか、映画『Orange County』やドキュメンタリー「Real Housewives of Orange County」「Laguna Beach」など次々と作られ、セレブとサーファーが集うリゾート地として取り上げられています。さらに、リゾート地というだけでなく、穏やかな街の雰囲気と治安の良さ、過ごしやすい気候など、色々な面において条件が良く、住みたい街としても人気が高いエリアなんですね。そんなオレンジ・カウンティで、愛する人を待ちながら暮らすOの生活はたまらなく羨ましい! 

憧れ“その二”はOの恋人たち。“たち”というのは、Oが愛しているのは元傭兵のチョン(テイラー・キッチュ)と植物学者のベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)という2人の美しき男。親友であるチョンとベンの共通の恋人として、Oは彼らとラグーナ・ビーチで暮らしています。2人の男と1人の女、身体と心、うまくバランスをとって暮らしている3人の不思議な関係性も複雑だけど面白い!

ただ、美男美女の贅沢づくしの甘いラブストーリーがこの映画の魅力ではなく、本当の面白さは、うっとり幸せな世界から危険で野蛮な世界へとOが引きずり込まれるスリリングな展開。チョンとベンは共同で営むベンチャー事業(世界一の大麻栽培)で大成功してしまったために、巨大麻薬組織から目をつけられ、いざこざに巻き込まれ、Oが誘拐されてしまう…というのが映画のあらすじです。途中、ちょっぴり目を覆いたくなるシーンもありますが、「野蛮の限りを尽くしても、最愛の女は取り戻す!」と、チョンとベンが命を掛けてOを救いだそうとする、その愛の深さに女性の多くは胸を打たれてしまうはず。

Oとチョンとベンが暮らすラグーナ・ビーチを始め、『野蛮なやつら/SAVAGES』はロケ地での撮影が多く(実際のロケ地にセットを立てて撮影)、カリフォルニアを旅すればこの映画に登場するいくつものシーンをその目で見ることができる、というのも映画好きにはなんとも魅力的ですね。ちなみにロケ地となったのは、ロサンゼルス北の山中にあるピラミッド・ダム、南のデーナ・ポイントとラグーナ・ビーチ、サン・フェルナンド・バレーやロサンゼルスのダウンタウンなど。ただし、ラグーナ・ビーチは観光地のため一部のシーンを除いて俳優が必用になるショットはマリブ・ビーチが代用となっています。また、Oの誘拐を指示する麻薬組織のボス・エレナ(サルマ・ハエック)が暮らす豪華絢爛なヴィラは、映画ではメキシコの設定ですが、実際はカリフォルニアのサンタ・スサーナ山脈にあるハミングバード・ネスト・ランチで撮影。一度は泊まってみたい何とも美しい建物です。

Oのように恐い目には決して遭いたくないけれど、『野蛮なやつら/SAVAGES』のロケ地を巡りながらカリフォルニアを満喫してみるのも旅の楽しみ方のひとつですね。
《text:Rie Shintani》

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