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ベン・アフレック主演『トゥ・ザ・ワンダー』、絶賛のコメントと“愛”の未公開写真

昨年、ベネチア国際映画祭コンペティションに出品され話題を呼んだ、巨匠テレンス・マリック監督の最新作『トゥ・ザ・ワンダー』。

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『トゥ・ザ・ワンダー』 -(C) 2012 REDBUD PICTURES, LLC
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昨年、ベネチア国際映画祭コンペティションに出品され話題を呼んだ、巨匠テレンス・マリック監督の最新作『トゥ・ザ・ワンダー』。いち早く本作の世界観を堪能した各界の著名人から、感性あふれる絶賛コメントが到着。さらに、劇中のシーンから未公開写真もあわせて公開となった。

1978年『天国の日々』でカンヌ国際映画祭「監督賞」、’98年には『シン・レッド・ライン』でベルリン国際映画祭「金熊賞」を獲得し、2011年『ツリー・オブ・ライフ』でのカンヌ国際映画祭「パルムドール」受賞も記憶に新しい、“生きる伝説”テレンス・マリック監督。

40年を越えるキャリアのうち、監督作はこれまで6本と寡作ながら、そのひとつひとつが芸術作品ともいえる高い完成度を誇るマリック監督の最新作には、その出演を熱望したベン・アフレックを主演に、『オブリビオン』のオルガ・キュリレンコ。さらに『ミッドナイト・イン・パリ』のレイチェル・マクアダムス、『007 スカイフォール』での悪役も記憶に新しいハビエル・バルデムが共演し、それぞれがマリックの世界観を体現する存在感ある演技を魅せている。

壮大で美しい映像美とともに、愛がいかにして人生を変え、破壊し、再構築していくかを探求していく愛の物語に、医師で作家の鎌田實は「こんな美しい映像、見たことがない。愛とは、生きるとは、何かを考えさせてくれる素敵な映画だ」と語る。

また、女優の藤田朋子も「不安定で不確か。それが人生。それが恋。信じる力を失って暴れそうな心に染みる映画です」と、物語のテーマに斬り込んでコメントする。

「空に、土地に、部屋に、人に秘められた言葉が聞こえてくる寡黙な映画」と、詩人の谷川俊太郎が語るように、全編セリフらしいセリフはほとんどなく、スクリーンの中で繰り広げられる、“愛の移ろい”を観客も共に追うようなつくりとなっている。

美容ジャーナリストでエッセイストの齋藤薫も、「最初は戸惑うだろう。物語はいつ始まるの?」と語り、「しかし、いつの間にか私たちはこの監督の魔法にかかって、まるで作品の一部になったようにその中に入りこみ、内側から登場人物の生活を、愛や苦悩をのぞき見る形になっている」と、本作を評する。

今回、新たに公開された写真も、ベン・アフレック扮するニールと運命的な恋におちるオルガ・キュリレンコ扮するマリーナ、愛し合う二人は一見、その時間を愛おしむように戯れているが、この幸せな時間は永遠に続くのか? そんな問いかけを観客に投げかけ、そのあとに続く、“愛の移ろい”をも予感させるカットにも思える。

「すべてが回想シーンのようなのに、誰もわからない結末に向かっていくような不安な道行きが、本作を独特のものにしているのかもしれない」と話すのは、写真家・石川直樹。だからこそ、「今まで観たどんな映画にも似ていないがゆえに、なおさら心に残る」と言う。

「起爆剤だ」と写真家の若木信吾も言う。「恋愛が引き起こす、何度経験しても乗りこなすことのできない暴れ馬のような感情。そしてエンディングで、私たちはその激しくも美しい感情の噴火がどれだけ素晴らしかったか気がつくだろう」。

「テレンス・マリック監督は、ある種の宗教画を作ろうとしているのだと思う」と話すのは、作家の岩崎夏海。「圧倒的に美しい映像を媒介に、そこにさまざまな寓意を込め、見る者のインスピレーションを喚起しようとした」と、監督の描くスケールと息をのむような映像美に感嘆する。

真実の愛の物語ははかなく、残酷で、だからこそ切ない。そんなある愛の結末を、あなたもぜひスクリーンで確かめてみて。

『トゥ・ザ・ワンダー』は8月9日(金)より、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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