佐藤健が7月23日（水）、都内で行われた主演作『るろうに剣心 京都大火編』の完成披露試写会に出席。共演者たちと客席通路を練り歩いたが、駆け寄るファンの波で“もみくちゃ”に…。「激し過ぎでしょ。髪も服も乱れちゃった（笑）」と嬉しい悲鳴をあげていた。佐藤さんが『るろ剣』にかける熱い思いは、ファンならばご承知の通り。ついに待望のシリーズ新作が完成し、ファンにお披露目されるとあって「役者生命をかけた、個人的にも思い入れが強い作品。クランクアップ、完成した映画を自分で観て…。そして今日はみなさんにお届けできる。こんな経験をさせていただき、本当に感謝です」と感無量の面持ちだ。完成披露試写会には緋村剣心を演じる佐藤さんを始め、武井咲（神谷薫役）、伊勢谷友介（四乃森蒼紫役）、青木崇高（相楽左之助役）、神木隆之介（瀬田宗次郎役）、土屋太鳳（巻町操役）、高橋メアリージュン（駒形由美役）、江口洋介（斎藤一役）、藤原竜也（志々雄真実役）、大友啓史監督が登壇。会場となった東京・有楽町の東京国際フォーラムには4,000人もの熱狂的なファン、さらにロケ地のひとつである熊本のゆるキャラ「くまモン」も駆けつけた。「みなさんの期待を超えられる映画」(武井さん)、「ここにいる全員、思う存分暴れております」(藤原さん)、「自信を持って素晴らしい作品になったと言えるのが、本当に嬉しい！」(神木さん)、「大きなスクリーンで観るにふさわしい、スーパー“ド迫力”な作品」(江口さん)とキャスト陣も自信のアピール。和月伸宏の人気漫画を原作に2012年に実写化されヒットを記録した『るろうに剣心』の続編で、原作ファンの間で人気の高い京都編を『京都大火編』『伝説の最期編』の二部作で映画化。人斬りとしての過去を背負い明治を生きる緋村剣心が、己の後を継いで人斬りとなり、いまは政府を転覆させようとする最強の敵・志々雄真実と対決する――。現在『伝説の最期編』の仕上げに取りかかっていると言う大友監督は、「作品の仕上げ段階は、監督もナイーブになる(笑)。是非みなさんの大きなリアクションで、勇気づけてください」。そして「役者さんが魂をけずって、全身全霊で役になりきってくれた。最高です！ キャストと支えたスタッフに拍手をいただけますか」と客席に呼びかけた。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)、『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日(土)から全国で公開される。
