ディズニーはアジア系のムーラン、ネイティヴアメリカンのポカホンタス、アラブ系のジャスミン(『アラジン』)、アフリカ系のティアナ(『プリンセスと魔法のキス』)とさまざまな人種の“プリンセス”を輩出してきた。「HollywoodLife.com」によると、きたる2016年、長年待たれていたラテン系のプリンセスが誕生すると公式に発表されたという。ディズニーでヒスパニック系のプリンセスが誕生するのはこれが初めてだ。彼女の名前は“エレナ”で、『ちいさなプリンセス ソフィア』というディズニーのジュニアシリーズに登場するらしい。また『ソフィア』でのデビュー後、2016年にはスピンオフシリーズを持つことになるという。エレナは優しく自信あふれるティーンで、ラテン系の文化や伝説にインスパイアされた王国に住んでいるという。声優をつとめるのは自身もヒスパニック系のルーツを持つエイミー・カレーロだ。また、ディズニーは2018年の映画でポリネシア系のプリンセス“モアナ”のデビューも控えている。ディズニーは近年、文化・人種的多様性の広い作品づくりに力を入れているようだ。プリンセスシリーズのみならず、大ヒット公開中の『ベイマックス』には日系の少年“ヒロ”を登場させ日本を大いに沸かせている。
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