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キーラ・ナイトレイ&フェリシティ・ジョーンズ、“天才”を支えた女性たちに注目

ベネディクト・カンバーバッチが世界最強の暗号に挑んだ実在の天才数学者アラン・チューリングを熱演する『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』。そして、エディ・レッドメインが“車いすの天才”といわれる

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『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • キーラ・ナイトレイ/『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • フェリシティ・ジョーンズ/『博士と彼女のセオリー』 (c)UNIVERSAL PICTURES
  • ベネディクト・カンバーバッチ&キーラ・ナイトレイ/『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • キーラ・ナイトレイ/『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • ベネディクト・カンバーバッチ&キーラ・ナイトレイ/『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • ベネディクト・カンバーバッチ/『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』-(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
  • 『博士と彼女のセオリー』-(C) UNIVERSAL PICTURES
ベネディクト・カンバーバッチが世界最強の暗号に挑んだ実在の天才数学者アラン・チューリングを熱演する『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』。そして、エディ・レッドメインが“車いすの天才”といわれる物理学者スティーヴン・ホーキングになりきった『博士と彼女のセオリー』。時代こそ違えど、奇しくも英国出身の2人の天才を描いた2作が、3月13日(金)より同日公開となる。

いずれの作品にも、彼らを支え続けた2人の女性たちが登場する。彼女たちの葛藤、そして苦悩を好演し、主演男優たちとともに高評価を受けた『イミテーション・ゲーム』のキーラ・ナイトレイ、『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズに迫った。

人と上手く馴染むことのできないチューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)と暗号解読チーム内のメンバーとの仲を取り持ち、チューリングが落ち込んだときにはすぐに駆けつけ、真剣に耳をかたむけるなど、常に彼の心の支えになり続けたジョーン・クラークを演じたキーラ。本年度アカデミー賞にて「脚色賞」を受賞した『イミテーション・ゲーム』では「作品賞」「主演男優賞」とともに、キーラも「助演女優賞」にノミネートされた。

チューリングが取り仕切った暗号解読チームで高い能力を発揮したジョーンには、チューリングも全幅の信頼を置き、暗号のこと、数学のことなどを語り明かすシーンがある。キーラが「彼女は彼が心からすべてを話すことのできる初めての女性だったと思う」と分析するように、チューリングにとってジューンは、同じ目標に取り組む同志であり、親友であり、かけがえない存在であったといえる。

また、「彼女はあの時代を生きた女性の数学者として、然るべき立場に就くために非常に苦労していた。だけど、その実力で最高の数学者を集めた解読チームに女性が入ったの。すばらしいことだわ」と語り、彼女を称える。チューリングはエニグマを解読し、多くの人を救った英雄ではあるが、実は彼女もまた、陰の英雄だったのではないだろうか。

ベネディクトはその考えについて、「もちろんだよ」とすぐさま同意。「彼女を主役にした映画が作れるほどだ」と自身の考えを明かし、続けて「(ジョーン・)クラークは自分の居場所と平等な扱いを求め、性別ではなく自分自身の価値によって評価されることを望んだ。聡明な人物であり、主張も当然のものだったが、それは厳しい闘いだった」と当時の男女の不平等さについて触れた。

一方、スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描いた『博士と彼女のセオリー』でも、天才を支えたのは博士の妻であるジェーン・ホーキング。余命2年の宣告を知りながらも彼と結婚し、励まし支え続け、その寿命を20年に伸ばし、成功へと導いていくジェーン。だが、やがて自身の科学者としての夢は二の次に、子育てと夫の介護に追われ、自分ひとりですべてをこなすことに限界を感じていく様子も描かれていく。

ジェーンを演じたフェリシティは、「ジェーンのようなパートナーなしでは、彼は何も成し遂げられなかったということね」と断言。ホーキング博士を熱演したエディはアカデミー賞「主演男優賞」を受賞したが、妻ジェーンの複雑な心情を見事に表現したフェリシティも「主演女優賞」に初ノミネートされた。

どんな天才や偉人であっても、たったひとりで成功することなどできない。その影には、支え続ける存在がおり、その人たちもさまざまな葛藤を抱えながら、自分自身も前向きに生きていこうとする。そんな2人の女性の姿には、明日への活力と勇気をもらえるはずだ。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。

『博士と彼女のセオリー』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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