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阿部サダヲ&瑛太&妻夫木聡が時代劇で共演! 『殿、利息でござる!』来年公開

『武士の家計簿』の原作者として知られる磯田道史の「無私の日本人」収録の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる!』の公開が決定。キャストに、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演することが明らかになった。

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阿部サダヲ&瑛太&妻夫木聡出演『殿、利息でござる』
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『武士の家計簿』の原作者として知られる磯田道史の「無私の日本人」収録の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる!』の公開が決定。キャストに、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演することが明らかになった。

“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史による、実話に基づいた原作の映像化に挑む本作。監督は、現在公開中の生田斗真主演作『予告犯』の中村義洋が務め、自身初の時代劇の監督となる。

物語の舞台は、今から240年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちがいた。実在した穀田屋十三郎ら9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立て、奔走する姿を描く。

造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を、『寄生獣』『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の阿部サダヲが演じ、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治に『まほろ駅前狂騒曲』の瑛太、そして十三郎の弟で、吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内には、『バンクーバーの朝日』の妻夫木聡が演じる。

そしてこのほど、主要キャスト3人よりコメントが届いている。

■阿部サダヲ
時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)
そういのが全く無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。
自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、
新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!

■瑛太 
中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、
しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを
出来る事はとても幸せです。
清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります。

■妻夫木聡
ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。
今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。
一日一日を楽しみたいと思います。

本作の基になっている町人たちの実話は、誇ることをせず、何の栄誉も受けとらず、子孫には先祖が偉いことをしたと言ってはならないという戒めのため、これまでその町人たちの子孫によっては多く語られず、広く語り継がれることがなかったという。

そんな“無私の精神”の精神を貫いた町人たちの姿に涙したという中村監督は、「こんな人がいた、ということを伝えねばならない、今の日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか……自分でも恥ずかしいほど一途な思いで脚本を書き、その思いに応えるように、ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていたサダヲさん、瑛太くん、妻夫木くんら、頼もしいキャストの方々が集まってくれました。」と、本作への意気込みとキャストへの期待を語っている。

武士より武士らしかった百姓たちと、私欲や保身しか頭にない武士の対決が描かれているという本作。本作の中での町人たちの“無私の精神”は、現代の私たちの胸をきっと打つはず。来年の公開を心待ちにしたい。

『殿、利息でござる!』は2016年夏、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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