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阿部サダヲ、“ゼニマゲ”でキメ顔を披露!『殿、利息でござる』

『武士の家計簿』などの原作者で知られる“平成の司馬遼太郎”と呼び名も高い磯田道史の近著「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる』。阿部サダヲ

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『殿、利息でござる!』(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
『殿、利息でござる!』(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
  • 『殿、利息でござる!』(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
  • 阿部サダヲ&瑛太&妻夫木聡出演『殿、利息でござる』
『武士の家計簿』などの原作者で知られる“平成の司馬遼太郎”と呼び名も高い磯田道史の近著「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる』。阿部サダヲを主演に迎えることで話題の本作だが、この度、本作の公開日決定と共に、第一弾のポスタービジュアルが解禁された。

金欠の仙台藩は百姓町人へ容赦なく重税を課し、破産と夜逃げが相次いでいた。さびれ果てた小さな宿場町・吉岡藩で故郷の将来を心配する十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から宿場復興の秘策を打ち明けられる。それは、藩に大金を貸付利息を巻き上げるという、百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想であった。

計画が明るみに出れば打首確実。千両=三億円の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦が始まった。「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課しながら、十三郎とその弟甚内(妻夫木聡)、そして宿場町の仲間たちは、己を捨ててただ人のために私財を投げ打ち悲願に挑む――。

本作で監督を務めるのは、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』、さらに最近では美女W主演で話題の『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』などを手掛け、いま最も注目を集める中村義洋。そして、本作の主人公で造り酒屋を営む傍ら、街の行く末を心配する穀田屋十三郎を演じるのは『舞妓 Haaaan!!!』『アンフェア』シリーズなど舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍する阿部さん。共演には同じく『アンフェア』や「ラッキーセブン」(フジテレビ)に出演していた瑛太と、『感染列島』『悪人』などに出演し数々の賞を受賞した妻夫木聡ら豪華俳優陣が集結する。

今回解禁されたポスターは、阿部さん扮する主人公・十三郎が、前代未聞の妙案で殿相手に一世一代の大勝負に挑み、一発逆転を図ろうと決意する、その身の程知らずな“どや顔”で、頭には、黄金に輝く小判…ではなく庶民の扱う“小銭”のマゲが結われている。キャッチコピーの「ゼニと頭は、使いよう」が表すように、銭に苦しめられる庶民が、自ら銭を使って、知恵と工夫でいかにこの難局を乗り切るのか。という本作の設定を、意表をついた斬新なビジュアルで表現したポスターとなっている。

阿部さんら豪華俳優陣が出演する奇想天外な物語。このピンチ、どう乗り越えるのか公開を楽しみにしたい。

『殿、利息でござる!』は2016年5月14日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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