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綾野剛、 ライジング・スター賞受賞!『日本で一番悪い奴ら』海外映画祭のオープニング作品に

「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに描く『日本で一番悪い奴ら』。

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『日本で一番悪い奴ら』(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
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「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに描く『日本で一番悪い奴ら』。この度,
本作が「第15回ニューヨーク・アジア映画祭」オープニング作品に決定し、主演の綾野剛が同映画祭のライジング・スター賞を受賞することが明らかになった。

北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野剛)は、叩き上げの刑事たちの前で 右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは“点数”を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れろ! こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった。「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、 でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、ありとあらゆる悪事に手を汚した北海道警察の刑事・諸星の行き着く先は――!?

『凶悪』の白石監督がメガホンを取る本作。キャストには、綾野さんをはじめ、諸星の捜査協力者で“S”と呼ばれる裏社会のスパイを演じるのは、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)。そのほかピエール瀧、中村倫也、木下隆行(TKO)ら個性豊かな面々が集結している。

今回、オープニング作品として上映が決定した「ニューヨーク・アジア映画祭」は、北米有数のアジア映画祭。15回目を迎える今年は、6月22日~7月9日(現地日程)にて開催される。綾野さんが受賞する「ライジング・スター賞」は、世界的な活躍を期待する俳優に贈られる賞で、本作で綾野さんは、“黒い警部”と異名を残す、北海道警察の警部・諸星要一が逮捕されるまでの壮絶な26年間を熱演している。

「ライジング・スター賞」は、過去にも2011年に山田孝之(『ミロクローゼ』)、2012年長澤まさみ(『モテキ』)、2014年二階堂ふみ(『私の男』)、2015年染谷将太(『さよなら歌舞伎町』『TOKYO TRIBE』)が受賞しており、今年で3年連続の受賞となる。

本映画祭のディレクター、サミュエル・ジャミエールは、「白石和彌監督の『日本で一番悪い奴ら』で目の当たりにした綾野さんの妥協のない演技が、本年の『スクリーン・インターナショナル』のライジング・スター賞の授賞の決め手でした」と語り、「綾野さんがこれまで演じてきたすべての役柄に、自制と無謀が共存した今作が加わることで、彼のキャリアが完成したといえます。組織的権力の中心にはびこる腐敗を妥協することなく描写した壮絶な主人公の半生は、深作欣二の『仁義なき戦い』のような往年の傑作を想起させます。このような生々しいエネルギーをスクリーンに呼び戻してくれる作品と俳優を発見できたことにワクワクする気持ちが止まりません」と絶賛のコメントを寄せた。

なお、ニューヨークのリンカーン・センターで行われるオープニング上映には白石監督が、授賞式には綾野さんが参加する予定だ。

『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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