■『アズミ・ハルコは行方不明』
物語の舞台は寂れた国道沿い。大型モール・洋服店・レンタルCDショップ・中古車店・ファミレス…が並ぶ典型的な郊外の街で、ある日突然姿を消した独身OL安曇春子（28）。彼女が消えた街に、その行方不明ポスターをパロった落書きが不気味に拡散していく…。ハルコはどこへ消えたのか？ 彼女が消えるまでと、消えた後の2つの時間を交錯させながら、アラサー・ハタチ・女子高生の三世代を通して＜現代女子の生きざま＞を描きだす、緊迫感溢れるサスペンス×ポップなエモーショナル溢れる新世代の青春映画。
「ここは退屈迎えにきて」で一世を風靡し時の人となった作家・山内マリコの同名小説を、『私たちのハァハァ』で話題を呼んだ松居大悟監督が映画化した本作。9月にはオダギリジョー共演、山下敦弘監督の『オーバー・フェンス』が公開された蒼井優が、『百万円と苦虫女』以来、8年ぶりに単独主演を果たした。また、行方不明の女の顔をグラフィティアートとして街中に拡散する若者集団「キルロイ」のメンバーを、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」にヒロインとして出演中の高畑充希が演じている。
20代、30代を代表する実力派女優2人の共演によって誕生した、最強の“青春映画”になろう本作に注目。
『アズミ・ハルコは行方不明』は12月3日（土）より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
■『古都』
京都室町に先祖代々続く佐田呉服店。店を継いだ日から20年間、佐田千重子は同じ場所で変わらない生活を送っていた。古くから付き合いのある職人が次々廃業する変わりゆく時代の中で店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞に背負わせていいものか葛藤の中で生きていた。大学生の舞は、就職活動の時期に差し掛かり就職活動をする友人との会話にも入りきれず、店を継ぐべきなのか迷っていた。
1962年に新潮社より刊行された川端康成の小説を、京都とパリ、2つの「古都」を舞台に母と娘の人生が交差する物語として映画化。主演であり一人二役に挑戦する松雪泰子をはじめ、共演に橋本愛、成海璃子ら豪華女優陣が顔を揃えている。監督は、高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学び、帰国後もアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥなど名匠の現場に参加、両国の架け橋となっているYuki Saito。
京都全面協力で実現した“本物の京都”を描き切った本作をぜひ今週末に。
『古都』は11月26日より京都先行公開、12月3日（土）より全国にて公開。
■『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに２サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー！略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』
「絶対舌感」という特殊能力を持つ男・朝永蘭丸は、唯一、口内細菌を気にすることなくキスできる相手に失恋し、傷心の旅の途中、行き倒れてしまう。気がつくと、そこは怪しげな鬼灯村。人工呼吸された時その口内の細菌になぜか不快感のなかった女医・りんに興味をもった蘭丸は、伝説の三助として語り継がれる「大津のヘースケ」の孫であることを生かして、村の温泉で働くことにする。
2016年7月8日から9月9日まで放送されたTBS系テレビドラマ「神の舌を持つ男」が映画化。監督は「トリック」シリーズや、「SPEC」シリーズなどで知られる堤幸彦。キャストは、ドラマから引き続き向井さん、木村文乃、佐藤二朗が集結し、新たな謎を解いていく。
『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに２サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー！略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』は12月3日（土）より全国にて公開予定。
