少年院3か所で行われたラップ・ワークショップ。少年たちが、自らに名前〈MC ネーム〉を与え、言葉〈リリック〉に想いを乗せていく。塀の中のラップが届けられたのは、大人たちの〈市民ラップチーム〉。対面できないもどかしさをも超えて応答し合い、ある少年院では、地域住民と直接交流し、交わることのないと思えた人生が交差していく。そしてまた別の少年院では犯罪の加害者、被害者、異なる立場の大人たちとの出会いを通してラップを生み出していく。
坂上香