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【インタビュー】坂口健太郎×竜星涼×泉澤祐希 3人が考える“運命の恋”

恋愛映画はたくさんある、タイムリープ映画もたくさんある、青春映画だって音楽映画だって数え切れないほどある。でもそれらがバランス良く組み合わさって…

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坂口健太郎×竜星涼×泉澤祐希『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
坂口健太郎×竜星涼×泉澤祐希『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
  • 坂口健太郎×竜星涼×泉澤祐希『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
  • 坂口健太郎『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
  • 竜星涼『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
  • 泉澤祐希『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
  • 『君と100回目の恋』(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
  • 『君と100回目の恋』(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
  • 『君と100回目の恋』(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
  • 坂口健太郎『君と100回目の恋』/photo:Nahoko Suzuki
恋愛映画はたくさんある、タイムリープ映画もたくさんある、青春映画だって音楽映画だって数え切れないほどある。でもそれらがバランス良く組み合わさって、しかもオリジナルストーリーとなると、たくさんあるなかの特別な1本になる──。『君と100回目の恋』はまさにその1本。好きになった女の子の運命を変えるために100回も人生を繰り返した男の子のラブストーリーだ。そんな一途男子の陸を演じた坂口健太郎と、陸の同級生でバンドメンバーの直哉と鉄太を演じた竜星涼と泉澤祐希。3人の若手イケメン俳優が撮影秘話と運命の恋についてクロストーク!

──劇中で登場する「The STROBOSCORP」は、miwaさん・坂口さん・竜星さん・泉澤さんの4人からなるバンド。そこに友人の里奈も加わった5人は本当に仲のいい大学生でした。あの仲の良さはどうやって作っていったのでしょうか? 恋愛トークで盛り上がったりしましたか?

坂口:撮影中はバンドの練習でいっぱいいっぱいでしたね。朝から夕方まで撮影をして、その後はスタジオにこもって楽器(バンド)の練習…ほぼ毎日そういう生活だったので「いつになったらみんなで飲みに行けるかなぁ」って、練習の日々で。
竜星:仲間っていう感じは強かったけれど、バンド仲間っていう感じであまり恋愛トークはしなかったかも…。
坂口:そういえば恋愛トーク、あまりしなかったかもしれないね。演じた陸目線で言うと、陸はもう葵海しか見えていないから、誰がいいとかそういう感じでもなかったし。
泉澤:僕の演じた鉄太にいたっては、恋もしないですからね。
坂口:(笑)…で、どういう人が好き?
泉澤:面白い人、ふざけてくれる人が好きかなぁ。
竜星:というと…芸人さんとか?
泉澤:えっ、そうくる? …竜星くんは面食いだよね?
竜星:そう…だね(笑)。健太郎は?
坂口:僕は許容範囲が広いというか優しい人。どちらかと言うと派手な人よりもしっとりした優しい人が好きかなぁ。

──となると葵海という女の子、3人にはどんなふうに映っていたんでしょう?

坂口:陸を演じているので、どうしても陸目線の感情が大きくて──放っておけない、目が離せない存在ですよね。
竜星:僕も直哉としては葵海ちゃんに片想いをしていたし、僕自身も葵海ちゃんのような女の子は好き。放っておけないところもあるけれど、時には引っ張っていくこともあって。引っ張ってもらう感じ、男として嫌いじゃないですね。
泉澤:僕も葵海ちゃん、好きです。きっと男の子はみんな好きになっちゃうタイプですよね。好きにさせるずるいところがある気がする。
坂口:そう、捉え方によってはずるいよね。葵海を表す言葉として天真爛漫って使われているけど、それって男心をくすぐるし、気づくと惹かれている。意図せずに男性を惹きつける魅力は、たしかにずるい(笑)。

──陸が何としても守りたいと思うのは、そういう魅力もあるんですね。予告映像にもある図書館の脚立でのキスシーンをはじめ、この映画にはさりげない胸キュンシーンがたくさんあります。夜の海辺で抱きしめるシーンもそのひとつですが、あのシーンは竜星さんと泉澤さんのおかげだと聞いていますが…。

坂口:そうなんです(笑)。あのシーンは葵海を格好良く引き寄せて、抱きしめて、みんなに「やっぱり坂口くんやるねぇ」みたいな展開を想定していたんですが(苦笑)、実際にあのシチュエーションで演じてみると、なかなか上手くいかなくて…。で、ふと隣を見ると竜星と泉澤が大成功しているんですよ。もう、やられたな…って思いました。
泉澤:僕らも試しに1回やってみようよって男2人でやってみたら、意外としっくりきちゃったんですよね(笑)。
坂口:秀逸すぎ(笑)。横目で2人を見ながら「そうか! ああやってやればいいんだ!」って参考にしましたね。
竜星:僕らの場合は、最終的にどういう体勢になるかお互いわかっていて、意思疎通ができていたから上手くいったけど、葵海と陸の場合は(物語的に)そうはいかないからね。難しいと思うよ(笑)。
坂口:でも悔しかった…。
竜星:と言いつつ完成した映画を観たら、坂口健太郎はさすがでした。お手本がよかったからだね(笑)。
《text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki》

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