
「エル シネマ大賞」はファッションメディア「ELLE」による、2017年の映画界を総括する、映画を愛する女性のためのアワード。読者からの投票に加え、映画に造詣の深い文化人などで構成された審査員が選出した今年一番の映画作品を「エル シネマ大賞」として発表するほか、「エル ベストアクトレス賞」、「エル ベストディレクター賞」、「エル・ガール ライジングアクトレス賞」、「エル メン賞」などの受賞も行う。
坂口健太郎、長澤まさみに褒められ大照れ
「エル ベストアクトレス賞」は、日本の映画界で輝く女優に贈られる賞で、本年、主演映画『散歩する侵略者』やアニメーション声優などを含めて4本の映画に出演した長澤さんが選出された。2018年に向けて、長澤さんは「目にしたときに“この人面白いな”“なんか楽しい”と思ってもらえる作品作りができるように努力していきたい」と抱負を述べた。

また、「エル メン賞」を受賞した坂口健太郎に、長澤さんが「坂口くんは、前に共演して恋人役をやらせてもらったことがあって。活躍が著しくて、すごい人だなと思う。どんどん頑張って!」とエールを送ると、坂口さんも満面の笑みに。そんな坂口さんの2017年は「映像は少しずつやらせてもらったんですけど、すごく悩んだし、苦しんだ1年でした。けど、きっと来年自分がどうやっていくかの力になるだろうなと、いまふり返ってみて思います」と、表情を引き締めていた。
中条あやみ、2018年はどんな年に?

そして、「エル・ガール ライジングアクトレス賞」を受賞した中条あやみは、全身「シャネル(CHANEL)」の爽やかなドレスで登場。現在公開中の映画『覆面系ノイズ』では歌を披露したり、テレビ番組ではMCに挑戦したりと、華やかな1年となった。中条さんは、来年について「暴れたい(笑)! ちょっとずつ名前を覚えてもらえるような女優になりたいです」と話すと、長澤さんから「テレビ番組をいつも見ていて、かわいらしいなと思っていました。いましかできないことを頑張ってね。来年は…暴れてほしい(笑)!」と、「暴れ」を推奨していた。
なお、同授賞式には「エル ベストディレクター賞」で河瀬直美監督も出席した。