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“セクシーヴィラン”が似合う男・津田健次郎の艶声に迫る

ヴィランを一層ステキなキャラクターにしてしまう、声優・津田健次郎の出演作&魅力をご紹介したい。

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魅力的な主人公には、“悪役=ヴィラン”の存在が不可欠。ヴィランが興味深いキャラクターであればあるほど、物語もよりドラマチックになるもの。そんな中、『スター・ウォーズ』のカイロ・レン、『ブラックパンサー』のキルモンガーなど、ここ最近の人気作でヴィランの日本語吹き替えを歴任しているのが声優・津田健次郎だ。彼がその憂いを含んだ低音ボイスを響かせれば、影を背負った男の色気や哀愁までがあふれ出す! ヴィランを一層ステキなキャラクターにしてしまう、津田さんの出演作&魅力をご紹介したい。

■もがき葛藤する弱さまで声で表現…『スター・ウォーズ』


映画史に燦然と輝く世界的超大作『スター・ウォーズ』シリーズの新たなる三部作で、最重要人物のひとりとなるカイロ・レン(アダム・ドライバー)。十字型のライトセーバーを操る彼は、謎多き人物として『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場。シスの暗黒卿ダース・ベイダーを崇拝するその正体は、ハン・ソロとレイア・オーガナの息子だった。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
家族を捨て、闇の道を歩み始めたカイロ・レンのドラマこそ、新三部作の大きな魅力。偉大な両親のもと、彼がどんな葛藤を抱えていたのか…。アダム・ドライバーの悲しげな表情も印象的だが、日本語吹替版では、津田さんがカイロ・レンのもがきや弱さまでをしっかりと表現している。

■“孤独感”…そして心の揺らぎが伝わる!『ブラックパンサー』


マーベルの新ヒーローの活躍を描く『ブラックパンサー』では、ワカンダの国王にしてヒーローという2つの顔を持つ主人公・ブラックパンサー/ティ・チャラの前に、最強の敵・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)が立ちはだかる。元アメリカの秘密工作員で、身体能力はもちろん、知識も豊富なキルモンガー。ワカンダの王位を狙う彼だが、その思惑には彼なりの正義がある。

『ブラックパンサー』-(C)Marvel Studios 2018『ブラックパンサー』-(C)Marvel Studios 2018
戦うことでしか、その正義を示せなかったキルモンガー。カイロ・レンもキルモンガーも孤独であり、青年期特有の揺らぎを抱えたキャラクターと言えそう。津田さんの息遣いからも揺らぎが伝わり、力強さともろさの二面性を演じ分けられる津田さんだからこそ、彼らの胸に迫るほどの孤独感を体現できたのだろう。

■物語に引き込む“声の引力”がすごい!『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』


『ハリー・ポッター』に続く、J.K.ローリングの魔法シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、コリン・ファレル演じるパーシバル・グレイブスの吹き替えを務めた津田さん。アメリカ合衆国魔法議会の長官で最強の“闇祓い”。一見紳士的だが、怪しげな雰囲気をたっぷりと漂わせるグレイブス。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 (C) 2016 Warner Bros. Ent.  All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 (C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
津田さんの少し鼻にかかったような声質も、彼の不穏さを見事に表現しており、グイグイと物語に引き込まれる。

ヴィランではないが、海外ドラマ「リーサル・ウェポン」も、津田さんが陰と陽の二面性を見事に演じ分けている1作。津田さんが演じるのは、主人公で自殺願望のある刑事・リッグス役(クレイン・クロフォード)。ムチャクチャなド派手アクションをキメる一方、最愛の妻を亡くした悲しみを抱えた男で、無理をして笑おうとするリッグスを見れば「私がなんとかしてあげたい!」と思う女性も多いはずだ。

(c)2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(c)2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

■津田健次郎がキャラクターにさらなる“艶”を与える


こう考えてみると津田さんの演じる男たちの多くには、我が道を突っ走るがゆえの孤独感が漂う。ただでさえ、孤独な男からは色気がにじみ出るものだが、津田さんが演じることによってさらなる艶が加えられ、最高に魅力あふれるキャラクターへと進化させているような気がするのだ。

これからも、彼の演じるセクシーで影のある男が続々と登場することに期待したい。
《text:Orie Narita》

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