マッツ・ミケルセン、映画初出演の共演女優を勇気づける微笑み
マッツ・ミケルセンが北極で窮地に立たされる男を演じるサバイバル・ドラマ『残された者-北の極地-』から、彼の優しさ溢れる撮影時のエピソードが明らかになった。
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平均気温マイナス30度、刻々と変わりゆく過酷な天候の中で撮影された本作。主演マッツのただ1人の共演者であり、彼が演じるオボァガードに生きる希望を芽生えさせる女性を演じた、本作が映画初出演となったマリア・テルマ・サルマドッティが撮影時の心温まるエピソードを語る。
「私たちはあるシーンを撮り直さないといけなくて。そのシーンには私たち2人がいたけど、撮り直しでは、ただ彼の顔のクローズアップだけが必要だったの。その時彼は、私に手伝ってくれないかってお願いしてきた。私はそのシーンには映らないんだけどね。私はそれってとても敬意を払ってくれている」と、彼の気遣いに感銘を受けたマリア。
さらにマッツは、「これは多分僕が今まで出演した映画の中で一番困難な作品だと思う」と話しかけてきたそうで、マリアが「これ私の最初の映画なんだけど」と伝えると、「いいね。このプロジェクトの後にはきっとタフになってるよ」と微笑みかけたという。
「ほんとうにその通りだった!」とマリアはふり返っており、過酷な撮影で疲れ果てているときも常に共演者に気を遣っていたマッツの優しさに心打たれた様子だ。
『残された者-北の極地-』は11月8日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。