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ブラッド・ピット、ディカプリオへの感謝を『タイタニック』にからめ…GG賞をふり返り

アカデミー賞の前哨戦の1つとして注目を集めた第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式。セレブたちが一堂に会する本授賞式ならではの出来事をふり返った。

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ブラッド・ピット&レオナルド・ディカプリオ  (C) Getty Images
ブラッド・ピット&レオナルド・ディカプリオ  (C) Getty Images
  • ブラッド・ピット&レオナルド・ディカプリオ  (C) Getty Images
  • ホアキン・フェニックス (C) Getty Images
  • ルーニー・マーラ&ホアキン・フェニックス (C) Getty Images
  • 『ジョーカー』 (C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”
  • 『1917 命をかけた伝令』 (C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
  • 『ジュディ 虹の彼方に』 (C) Pathe Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
  • 『ロケットマン』 (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
現地時間1月5日に行われ、『ジョーカー』ホアキン・フェニックスがドラマ部門主演男優賞に輝き、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がミュージカル/コメディ部門作品賞など3冠、伏兵ともいえる『1917 命をかけた伝令』がドラマ部門作品賞と監督賞(サム・メンデス)を獲得するなど、今年も注目を集めた第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式をふり返った。

司会は、毒舌で知られる英国のコメディアンのリッキー・ジャーヴェイスで、『アイリッシュマン』のベテランキャスト陣やApple+の配信ドラマ「ザ・モーニングショー」をイジるなど、きわどい発言を連発しながらのスタート。“ピー音”の代わりに無音で発言が消されるシーンが時折登場し、会場は爆笑と失笑が入り交じった空気に。

ホアキン・フェニックス (C) Getty Imagesドラマ部門主演男優賞ホアキン・フェニックス
Fワードを連発し、スピーチが途切れ途切れになってしまったのは、ドラマ部門主演男優賞に輝いたホアキンもそうだった。まずはヴィーガン(完全菜食主義)のメニューを取り入れたことにハリウッド外国人記者協会(HFPA)に感謝を述べたものの、「ノミネートされた俳優たちの間に競争はない。TVショーの盛り上げるため」とFワード入りでコメント、同賞にノミネートされていた『Pain and Glory』(原題)のアントニオ・バンデラスや『2人のローマ教皇』ジョナサン・プライスらが何とも言えない面持ちに。そんな中でも終始笑顔だったのが、『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバー。

ルーニー・マーラ&ホアキン・フェニックス (C) Getty Imagesルーニー・マーラに見惚れる(?)ホアキン・フェニックス
さらにトッド・フィリップス監督に感謝を述べた後、婚約者ルーニー・マーラをじっと見つめると、「ルーニー…」と言ったきり数秒無言に。ルーニーも大照れになりながら彼を見つめ返す“2人だけの世界”には、かすかに歓声も巻き起こっていた。


また、助演男優賞を受賞した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピットが共演のレオナルド・ディカプリオに向けたスピーチにもファンは大興奮。「共演者たちが彼(レオ)にお礼を言う気持ちがいまなら分かります」と称えると、『タイタニック』のラストシーンにかけて「俺なら、いかだをシェアしてた」との発言も。

ブラッド・ピット&レオナルド・ディカプリオ  (C) Getty Imagesブラッド・ピット&レオナルド・ディカプリオ
そんなレオとブラピのツーショットも眼福だが、マーゴット・ロビーは『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の共演者ユアン・マクレガーとプレゼンターに。

そして、スカーレット・ヨハンソンクリス・エヴァンスが『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来ともいえる2ショットでミュージカル/コメディ部門主演男優賞と主演女優賞をプレゼンターとして華やかに登場。

クリス・エヴァンス&スカーレット・ヨハンソン (C) Getty Imagesクリス・エヴァンス&スカーレット・ヨハンソン
しかも、『ロケットマン』のタロン・エジャトンと『フェアウェル』のオークワフィナというフレッシュな2人が初受賞。オークワフィナはアジア系アメリカ人女優として初の同賞受賞であり、それまで見事に白人ばかりだった俳優賞の中でひと際輝きを見せた。


ひと際といえば、「Fosse/Verdon」(原題)でTVの部・リミテッドシリーズ/テレビ映画部門主演女優賞に輝き、電撃婚約と妊娠も発表されているミシェル・ウィリアムズの熱を持ったスピーチも大きく注目を集めた。

ミシェル・ウィリアムズ  (C) Getty Images
「(選挙権のある)18歳から118歳の女性たち、いまこそ投票するときです。自分自身の関心によって投票してください。男性たちは何年もそうやってきたのです」と語ると、会場からは大きな拍手が巻き起こり、涙する女優たちの姿も映し出され、「MichelleWilliams」が一時トレンド入り。


そんな中、“義理”の娘にあたるゾーイ・クラヴィッツとプレゼンターとして登場したのがジェイソン・モモア。なんとその後、授賞式にも関わらず、なぜかタンクトップ姿に!? それは、妻(でゾーイの母)リサ・ボネットに自分のジャケットをかけてあげたためと判明すると「モモア最高」「天使」との声が日本のファンからも続々とアップ。

タンクトップのジェイソン・モモア  (C) Getty Images
ほかにも、タロンら『ロケットマン』チームと同じテーブルだった『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック&ルーシー・ボーイントンなどのカップルたちの姿にも興奮の声が寄せられていた。

ラミ・マレック&ルーシー・ボーイントン  (C) Getty Images
《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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