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料理が大好きなエイブが、自分のバースデーケーキを作るが、親族も集まったせっかくのパーティーで家族は文化や宗教の違いからケンカしてしまう。逃げるようにしてフードフェスへ向かったエイブは、フュージョン料理を作るブラジル人シェフのチコと出会い、チコが働いているレンタルキッチンで料理を教えてほしいと頼むのだ。
そして、料理を掛け合わせることで人々を結びつけることができると、レンタルキッチンでの仕事を通じて学んだエイブは、自分にしか作れないフュージョン料理で家族を一つにしようと決意。到着した写真では、料理に真剣に向き合う様子が写し出されている。
魅力的な世界各地の料理が登場する本作。美味しそうな料理が登場する映画はたくさんあるが、今回は現在公開中&近日公開予定の映画から、心もお腹も満たされる映画も併せてピックアップ。
『461個のおべんとう』(公開中)
ミュージシャンの渡辺俊美によるエッセイの映画化作品。「V6」井ノ原快彦が、ミュージシャンでありながら毎日息子のためにお弁当を作る主人公・一樹を、その息子・虹輝を道枝駿佑(関西ジャニーズJr./なにわ男子)が演じ、父子の愛情に笑い、涙する、愛情たっぷりのお弁当映画が誕生。
高校入学時に生まれた「3年間毎日おべんとうを作る」「3年間休まず高校に通う」という父子の“大切な約束”――。一樹が毎日欠かさず作るおべんとうは工夫がいっぱい。特に、バリエーションが豊富な卵焼きは真似したくなること間違いなしだ。
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『ノッティングヒルの洋菓子店』(12月4日公開)
ロンドン・ノッティングヒルに洋菓子店をオープンした3世代の女性たちと男性シェフの奮闘を描いたヒューマンドラマ。名店で修業を積んだパティシエのサラと親友のイザベラは、夢だった自分たちの店をオープンすることに。ところが、サラが事故で急死。夢を諦めきれないイザベラとサラの娘クラリッサは、絶縁していたサラの母を巻き込んで開店に向けて走り出す――。
スクリーンいっぱいに映し出されるお菓子とパンは観ているだけで楽しくなる。洋菓子を通じて、伝統と多文化が入り混じるロンドンのいまを見せてくれる。
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『ニューヨーク 親切なロシア料理店』(12月11日公開)
かつての名店「ウィンター・パレス」も経営が傾き、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まって再起を目指していた。そんな料理店に事情を抱えて逃げてきた息子連れのクララがやってきて――。
ニューヨーク・マンハッタンで創業100年を超える老舗ロシア料理店「ウィンター・パレス」を主な舞台に、見知らぬ人同士が“優しさ”で救われていく様を描いた。
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『エイブのキッチンストーリー』は11月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。