中村倫也、窪塚洋介と兄弟役に「左が見れない…」ほどフワフワ、ソワソワ『ファーストラヴ』完成報告

『ファーストラヴ』の完成報告イベントが開催され、北川景子や、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、堤幸彦監督が登場、キャスト同士の共演について語った。

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『ファーストラヴ』完成報告イベント (C) 2021「ファーストラヴ」製作委員会 
  • 『ファーストラヴ』完成報告イベント (C) 2021「ファーストラヴ」製作委員会 
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  • 『ファーストラヴ』 (C) 2021「ファーストラヴ」製作委員会 
  • 『ファーストラヴ』(C)2021『ファーストラヴ』製作委員会
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主演・北川景子、監督・堤幸彦の初タッグにより島本理生の傑作サスペンスミステリーを映画化した『ファーストラヴ』の完成報告イベントが開催。きらびやかなイルミネーションを背にした豪華なレッドカーペットには、北川さんや、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、堤監督が登場。舞台挨拶の模様が生配信された。

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舞台挨拶では、まず北川さんが「髪の毛を切ったことを、皆さんからすごく体当たりですね、と言っていただけるんですが、大切で思い入れのある役、そしてこの作品で切ることができて、むしろご縁をいただいたという気持ちです」と撮影をふり返ってコメント。「堤組に入るのが夢だったので参加できただけで嬉しく、本物の公認心理師の方が見てもちゃんと勉強しているなと思っていただけるようにしたいと、勉強しました」と話した。

役柄との共通点を聞かれた中村さんは「共通点は、顔、身長、髪質とか特に共通していたかな…有能な弁護士に…(笑)。弁護士としても、(北川さん演じる)由紀との過去がある人物としても、言葉にしない言葉をたくさん持っている役かなと思っていたので、人と会話していても少し違うことを考えていたりとか、そういう彩りを意識していました」と語る。

『ファーストラヴ』(C)2021『ファーストラヴ』製作委員会
芳根さんは「いま主題歌を聞いただけで締め付けられる想いで、それほど入り込ませてもらえたなと思う。楽しみに待っていただけたら嬉しいです」とシンガー・Uruが本作のために書き下ろした主題歌「ファーストラヴ」に乗せたレッドカーペットを思い起こすと、北川さんも「泣きそうになったよね、わかる」とそれぞれ胸がいっぱいのよう。

窪塚さんは堤監督とのタッグは12年ぶり。「お会いして『窪塚くん、何もしないでほしいんだ』と言われたときに、最後の仕事なんじゃないか、何も求められていないんだ、と自問自答をして(笑)」と窪塚さん。

「だけど実は、この役は戦地や地球の最果てに行っていたカメラマンで、その土地で出会った人々の笑顔と、日本で自分の隣にいる人々の笑顔を見た上で、さまざまな経験を経て、今はしがない写真館をやっている。つまり一周回って何もする必要がない役なんだ、と話していただいた。僕は『寺に行ってきます』と(笑)。何もしないことをできていたのか、そんなところも見ていただけたら」と会場を沸かせた。

“同い年”北川景子&中村倫也にとって窪塚洋介はカリスマ


『ファーストラヴ』(C)2021『ファーストラヴ』製作委員会
そして登場人物の人間関係が複雑に絡み合う本作とあって、キャスト同士それぞれの共演シーンに話が及ぶことに。初共演となった北川さんと中村さんは同い年ということで、「同い年の役者さんとの共演があまり経験が無くて、勝手にクランクイン前からフランクでいっていいのかな、と緊張しないで会えました。見てきた作品も一緒で同級生って感じがすごくしました」と北川さん。

すると中村さんも「話しててもあのときのあれが通じる感じ」と共感している様子で、さらに「それこそ窪塚さんが(自分たちにとって)カリスマ、緊張するね、と話していた」と明かすと、窪塚さんが「直接言ってそういうの!無視されてるのかと思った(笑)」と突っ込む一幕も。

北川景子&芳根京子、感情を爆発させる共演シーンふり返る


『ファーストラヴ』 (C) 2021「ファーストラヴ」製作委員会 
また、北川さんと芳根さんは、以前から連絡先を交換しており、コロナ禍以前はプライベートでも食事に行く間柄だそう。「北川さんとのお芝居で段取りからボロボロ泣いてしまって」と芳根さんが明かし、「実際に北川さんを目の前にすると涙があふれる。心臓の音が自分でも聞こえてたんですが、マイクでも拾っていて編集でも聞こえていたらしいんです。北川さんとご一緒できたから、この作品を乗り越えられたと思っています」と感謝を伝える。

すると北川さんは「芳根京子さんという女優さんはすごいです。何回やっても涙がたくさん出るし、力加減もう少ししていいよと思うくらい、あざを作ったり冷やしたりしながらこの役に全力」と太鼓判。「もともとそうやって感情を爆発させる人だと思っていたので、彼女が爆発させることが出来れば絶対にいいシーンになると思い、私が受け止めようと思ってやっていた」とふり返ると、堤監督も「かくいう北川さんもすごかったんです、2人とも“涙の魔術師”でした」と絶賛を贈った。

窪塚洋介「言葉のセンスも顔も良くておもしろくて、そりゃ惚れるわ」


『ファーストラヴ』(C)2021『ファーストラヴ』製作委員会
中村さんは窪塚さんと兄弟役に。「オファーをいただいたときに、お兄さんの役が窪塚さんと聞いて、断ろうかなと思ったくらい恐れ多いというか」と話し始めたところ、「やっぱり嫌われてるんじゃないですか?(笑)」と鋭く切り込み会場を沸かせる窪塚さん。

さらに、「お芝居をさせてもらって、いまも隣にいさせてもらって、自分の一ファンというフワフワした感じを出さないようにしてるんです。あんまり左が見れない…(笑)。とても光栄でした!」と中村さんが語ると、一方の窪塚さんも「僕の撮影初日、中村くんと北川さんと一緒で、正直驚愕したというか、全部わかってやっている、眉毛のピクとかまばたきどこでやってるかも覚えているなこの人、というくらいすべてコントロールの中にある。ケツをたたかれるような、役者って面白いけど怖い、負けたくないな、と思ってしまった」とそのときの気持ちを吐露。

「でも堤さんから『何もするな』というお題が出ている(笑)。堤さんやこのお2人に委ねさせてもらった。言葉のセンスも顔も良くておもしろくて、そりゃ惚れるわと。でも(自分が演じた)我聞という役はそんなことをいう役じゃないので、いま僕は我聞を壊さないように必死です!」と返し、中村さんは感激の様子で「いま酔っぱらっちゃいました。ソワソワしますね、うれしはずかし」と照れ隠ししながらも互いの信頼関係をのぞかせた。

タイトル『ファーストラヴ』、キャストの見解は?


『ファーストラヴ』完成報告イベント (C) 2021「ファーストラヴ」製作委員会 
この日は、イベントに来られなかった一般の方から募集した質問に答えることになり、“「ファーストラヴ」というタイトルをどのように意識していましたか?”とSNSでも憶測が飛び交い話題になっているテーマについて問われた一同。

北川さんは「演じた由紀にとってファーストラヴは何だったのかな、と常に考えながらだったんですが、これは迦葉(中村さん)のことだったんじゃないか、我聞さん(窪塚さん)だったのか、環菜(芳根さん)が心を開いてくれたことなのか、いろいろ考えたんですがこれって答えが出ないまま。終わった後も、分からなくて良いと思ったり、こういうことかな、やっぱりわからない、と思う時もあって。ご覧になった方がどう思うのかも知りたいです」と自身の思いを回答。

中村さんは「ご覧になった方にいろんなファーストラヴがあると思う。一言でいうのも難しいのでたとえを考えていたんですが、「苔玉」のお皿があって水を張って土が水を吸って苔が出てくる、そのお皿みたいなものかなと」と独特の例えで説明し、芳根さんは「環菜にはずっと絡みついているもので、忘れることは無くて、撮影が終わった今も分からない、ということは”分からない”っていう答えでいいんだな、という新しい発見をもらった。経験したうえで分からないのもアリ、と思わされたくらい分からないんです」と語る。

『ファーストラヴ』(C)2021『ファーストラヴ』製作委員会
そして窪塚さんは「僕も我聞も、世の中の大半の方もそうだと思うけど、家族や母から最初に受ける愛をファーストラヴとして受けられた人はとても幸せで、それは当たり前じゃなくて受け取れなかった人たちもたくさんいる。そういう人のためのファーストラヴになれるように生きていけることが素敵だと思う。人にやさしくする気持ちを少しでも循環させられたら良い世の中になるんじゃないかなと思いました」と力説、堤監督も「甘さと切なさ、喜びと苦しみは隣りあわせだと思う。対局の面を併せ持つものを、この映画のベースとして、入れ込んでいきました」とじっくりと語った。

そしてイベントの最後には、北川さんが「脚本を読んだときに、人にはみんな大なり小なり悩みや苦しいことトラウマや過去が絶対あるんだなと思い、そういう重みに折り合いをつけて必死に生きていると思うと、私もこれでいいんだな、それでいいんだよ、と言ってもらえたような気がして軽くなった」と改めて語り、「何も気にせず映画館に来てください、と言えないことが心苦しいですが、一生懸命、皆さんに届くように作った作品です。由紀が環菜へかけた言葉が一筋の光になったように、この映画をご覧になったことで苦しい状況でもちょっとだけ進んでみようかな、と思っていただけたら良いなと思っています」と力を込めてアピールし、イベントは幕を閉じた。

『ファーストラヴ』は2月11日(木・祝)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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