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“水の精ウンディーネ”パウラ・ベーア、監督&共演者を「深く信頼している」『水を抱く女』

『水を抱く女』の主人公ウンディーネを演じたパウラ・ベーアから日本公開にむけてのオフィシャルインタビューが到着。

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『水を抱く女』パウラ・ベーア (C) SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
『水を抱く女』パウラ・ベーア (C) SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
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“水の精ウンディーネ”の神話を現代のベルリンを舞台に映画化した『水を抱く女』。この度、主人公ウンディーネを演じ、第70回ベルリン国際映画祭・銀熊賞(最優秀女優賞)とヨーロッパ映画賞・女優賞に選ばれたパウラ・ベーアから日本公開にむけてのオフィシャルインタビューが到着した。

>>『水を抱く女』あらすじ&キャストはこちらから

前作『未来を乗り換えた男』に続き、フランツ・ロゴフスキ、そして名匠クリスティアン・ペッツォルト監督との仕事になったことについて、パウラは「彼ら二人と働くのが大好きです」と語る。「すでにお互いを知っているということは、『水を抱く女』の撮影に確かに大きなアドバンテージがありました。知っている人と一緒に働いて、しかも彼らを深く信頼しているとき、それは作品作りに大いに役立ちますし、新しいことを色々と試すのがとても簡単になるのです」。

『水を抱く女』 (C)SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
さらに、「私たちは皆、非常に異なるバックグラウンドから来ているので、同じ物事に対して異なる視点を互いに持っています。それによって常に新しいことを学べるので、彼らと一緒に働くと、決して退屈になることはありませんでした」と撮影をふり返っており、3人の関係性の良さが伝わってくる。

『水を抱く女』 (C)SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
また、天才たちを魅力し、数多くの物語のモチーフになった“水の精ウンディーネ”については、オーストリアの詩人・小説家インゲボルク・バッハマンが1961年出版した「ウンディーネが行く」でのイメージが気に入っていると言うパウラ。

「その中で“彼女は彼を涙で死に至らしめた”と書かれていて、それがウンディーネという女性を完璧に表現しているので大好きですね。彼女はとても敏感で、素朴で、本当の愛を信じていますが、一方、彼女のもとを去っていき、その心を傷つけるあらゆる人を殺してしまうよう呪われているのです」と解説。本作のおける役作りの一端が垣間見られた。

『水を抱く女』 (C) SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
これまで本作のペッツォルト監督だけでなくフランソワ・オゾン監督やフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督ら、錚々たる名匠からオファーされているパウラ。実は、オゾン監督が『婚約者の友人』のラッシュ映像をペッツォルト監督に見せたことが縁で『未来を乗り換えた男』のヒロインに抜擢されたという。

『水を抱く女』パウラ・ベーア (C) SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinema 2020
そんな彼女にそれぞれの監督の演出の違いを問うと、「各監督の演出というのは、筆跡のように皆とても違うと思います。誰もが自分の解釈、焦点、作業ルーティン、好みを持っています。演出とは監督個人のキャラクターに非常に関連していて、類似点を見つけることが逆に難しいため、どれが、という風にピックアップすることはできません。彼らは皆、映画や物語が大好きです。そして、彼らは物語を語る正しい方法を見つけることに情熱を注いでいます。そこにたどり着く方法は、想像つく限り無限のバリエーションがあります」と興味深い答えが返ってきた。

このコロナ禍においては、「日々些細なことに気づき、その美しさに目をやることをさらに学んだと思います。毎日健康であることを幸せに、光栄に思うようにしています」と個人的な変化を語るパウラ。いよいよ公開を迎える日本の観客に向けて「Vielen Dank!(ありがとうございます!)」とメッセージを送ってくれた。

『水を抱く女』は3月26日(金)より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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