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ティルダ・スウィントンがナレーション、天才作曲家ヨハン・ヨハンソン監督作『最後にして最初の人類』日本上陸

作曲家ヨハン・ヨハンソンの初長編監督作品であり、遺作となった映画『最後にして最初の人類』(原題:Last and First Men)の日本公開が決定。ティザービジュアルと予告編も到着した。

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『最後にして最初の人類』(C)2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
『最後にして最初の人類』(C)2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
  • 『最後にして最初の人類』(C)2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
  • ヨハン・ヨハンソン-(C)Getty Images
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  • 『最後にして最初の人類』(C)2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
  • 『最後にして最初の人類』(C)2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
  • ティルダ・スウィントン (C) Getty Images
作曲家ヨハン・ヨハンソンの初長編監督作品であり、遺作となった映画『最後にして最初の人類』(原題:Last and First Men)の日本公開が決定。ティザービジュアルと予告編も到着した。

ヨハンソン監督は、クラシックと電子音を融合させた音楽スタイルで知られ、映画をはじめ舞台・コンテンポラリーダンスなど幅広いジャンルで活躍した作曲家。アカデミー賞(主演男優賞)に輝いた『博士と彼女のセオリー』でゴールデングローブ賞作曲賞を受賞、『メッセージ』でも同賞にノミネートされたことも。しかし、キャリア絶頂期にあった2018年2月9日、48歳でこの世を去ってしまった。

ヨハン・ヨハンソン-(C)Getty Imagesヨハン・ヨハンソン-(C)Getty Images
今回公開されることが決定した本作は、シネマ・コンサートの形式で生上演されていたものがベース。ヨハンソンが監督した16mmフィルムの映像をスクリーンに投影し、『ナルニア国物語』シリーズや『フィクサー』のティルダ・スウィントンが朗読を加え、ヨハンソンによるスコアをオーケストラが生演奏するというスタイルで、亡くなった後、これを16mmフィルムの撮影監督を務めたシュトゥルラ・ブラント・グロヴレンを中心としたスタッフが、1本の映画として構成。

英国の哲学者で作家のオラフ・ステープルドンの同名小説(1930/邦訳は絶版)を原作とした本作は、昨年2月のベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映もされている。

『最後にして最初の人類』(C)2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
そして、公開決定と同時に到着したビジュアルは、旧ユーゴスラビアに点在する「スポメニック」と呼ばれる巨大な戦争記念碑が目を引く。

映像にもそんなモニュメントが登場し、“最後の人類”から人類滅亡の危機が迫っていることを知らせるナレーションが収録されている。


『最後にして最初の人類』は7月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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