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中山優馬主演、児童虐待の社会問題に切り込む『189』公開! 夏菜とバディ

中山優馬が主演を務める映画『189(イチハチキュー)』の公開が決定。ヒロインには夏菜を迎えることも分かった。

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『189(イチハチキュー)』(C)映画「189」製作委員会 ヴァンズピクチャーズ
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  • 『189(イチハチキュー)』(C)映画「189」製作委員会 ヴァンズピクチャーズ
  • 夏菜
中山優馬が主演を務める映画『189(イチハチキュー)』の公開が決定。ヒロインには夏菜を迎えることも分かった。

東京都の児童相談所で働く新米児童福祉司の坂本大河。担当するのは、虐待や発達障害、非行、子育てなどで問題を抱えた家庭であり、1人40~50の家庭を受け持つという過酷な現実に晒されながらも、目の前の仕事にまっすぐに向き合っていく。

そんな折、大河が保護した児童が親元へ戻ったことをきっかけに、再び虐待を受け、命を落としてしまう事件が起こる。心の傷を抱えたまま、新たな相談をきっかけに仕事復帰をすることとなるが、そんな彼のもとに現れたのは、弁護士・秋庭詩音。小さな命を守るため、2人の奔走が始まる――。

多くの児童虐待が報告されている日本。全国に児童相談所が設置されているが、その報告件数に対して現場を支える児童福祉司の人数は決して多くはない。そんな中、年々増加する児童虐待から、“いちはやく”子どもを助けることができるよう設けられたのが、「児童相談所虐待対応ダイヤル“189(いちはやく)”」。

ダイアル“189”に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班を通じて社会問題を描くことで、問題解決の一途を担えれば、という願いから本作が誕生した。実在事件から着想を得た本作は、オリジナル脚本で映画化。監督は『eiko』『ゆずりは』の加門幾生が務めた。

『ホーンテッド・キャンパス』「トッカイ~不良債権特別回収部~」などに出演し、本作では主演を務める中山優馬が今回演じるのは、東京都の児童相談所で虐待対策班に配属されたばかりの新米児童福祉司・坂本大河。「台本を読んだ時はとても残酷な描写もあり驚いたのですが、日本の現実問題として起きているという事に無力さを感じました」と語る中山さんは、「僕が演じた坂本大河はごく一般的な感性をもった人物なので、多くの方が大河の気持ちに共感して頂けると思います。台本を読んだときから、大河の感覚を理解出来る部分が多いにありました。そういう意味では似てる部分があるのかも知れません」と役柄についてもコメント。

そして「児童相談所、虐待、ネグレクトを扱う作品です。残酷な描写もあり、目を背けたくなる瞬間もあると思います。ですが、みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にする事が出来るきっかけとなる作品になれば嬉しいです」と呼びかけた。

また、大河とバディを組む弁護士・秋庭詩音役は、夏菜が演じる。法律的知見から大河をサポートし、共に子どもを守るため奮闘するキャラクターだ。「秋庭詩音の見て見ぬふりができないところや正義感は、自分にも通じるものがありました」と役柄をふり返った夏菜さんは、「題材が題材なだけに、台本を読んだときから、責任をもってこの役を演じなくてはいけないと思っていたのですが、わたしにできることは(役を通じて)全うすることができたと思います。この物語には終わりがあるのですが、社会的な問題を題材にしているので、問題解決のきっかけに繋がる映画になっていれば嬉しいです」と願う。

夏菜
さらに、2人は本作が初共演。中山さんは「夏菜さんは、とても明るくムードメーカーで、重大な問題がテーマなので、つらいシーンが続く現場でも、皆の支えになってくれました。凄く情熱的な部分もあり魅力的な女優さんで、今回ご一緒出来て良かったです」と夏菜さんとの共演を回顧し、最初はとっつきにくい人なのかなと思っていたという夏菜さんは「実際は誰よりも熱い男。現場ではおんぶにだっこで、彼から率先してお芝居の提案をしてくださり、年下なのを感じさせないお兄ちゃんのような、頼れる座長でした」と明かしている。

『189(イチハチキュー)』は冬、イオンシネマほか全国にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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