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ムロツヨシ、“妻役”奈緒に「初日まで言わずにおこう」とした気持ち明かす『マイ・ダディ』

ムロツヨシの映画“初”主演作『マイ・ダディ』初日舞台挨拶が開催され、主演のムロさん、妻役の奈緒、娘役の中田乃愛、永野宗典、金井純一監督が登壇した。

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『マイ・ダディ』(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
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ムロツヨシが役者生活25年・今年45歳を迎えた映画“初”主演作『マイ・ダディ』が、9月23日(木・祝)より公開。初日舞台挨拶が開催され、主演のムロさん、妻役の奈緒、娘役の中田乃愛、永野宗典、金井純一監督が登壇した。


>>『マイ・ダディ』あらすじ&キャストはこちらから


冒頭の挨拶でムロさんは笑顔を浮かべながら、「上映後なのでみなさん、作品の世界観に入っているところ申し訳ないのですが、マスコミの取材が入っている(舞台挨拶)なので、今から、ムロ、ふざけます!」宣言。奈緒さんは「私はここからの参加となります。作品の素晴らしさを伝えられるようにがんばります」とニッコリ。中田さんは「映画をご覧になってくださり、本当にありがとうございます。1人でも多くの方に作品をアピールしたいと思います」と微笑みながらも気合十分の様子。

永野さんが「早速ですが『マイ・ダディ2』を待っています」と早くも、続編を期待していることを明かし、「本作でやり残したことを、ぜひ、リベンジさせていただきたいと思います。今回以上に気合を入れて役作りをするつもりです」とコメントしたところで、「この人は何を言っているのでしょうか? よくわからない挨拶で始まっていますが、大丈夫ですか?」とムロさんがMCに確認し、開始早々笑いを誘う場面も。

映画公開100日前から、作品にまつわる話をTwitterでつぶやいてきた金井監督は「公開初日の前日、昨日のつぶやきは最後の5行の頭文字がムロツヨシになるようにしてみました。でも、残念ながら誰もそれに気づいてくれなかったようで」と寂しそうな様子。「凝りすぎたラブレターを出したのにフラれてしまった、そんな気分です」とうつむきつつも、「今日から100日後が1月1日なので、ぜひ、主演のムロさんには年末の某歌合戦にゲスト出演していただき、そこでも映画を宣伝していただくといういい流れにしたい。それくらい長く上映してほしいと思っています」としっかりアピール。このコメントにムロさんも「まだ(某歌合戦からは)オファーは来ていませんが、出たらしっかりアピールします」と答えていた。

◆いつの日にか「本当の満席にしたい」


初主演映画についてムロさんは「金井監督の夢から生まれた物語です。企画をし、映画を撮影し、公開された今日までが99。そして、無事公開された映画をお客様が観て、感想が生まれて100になる。ここで100点の映画になるんです。そのことをとてもうれしく思うと同時に悔しい気持ちもあります」と語りながら、1席ずつ空き状態の客席を見渡す。

「僕は、“満席”が好きな男です。この状況下ではこれが満席と頭では理解していますが、やっぱり本当の満席ではないのが残念です」とこぼす。「いつか、この状況が落ち着いて、いろいろな宣言が解除され元の状態に戻ったら、どんな手を使ってでも、本当の満席の景色をここにいるキャストみんなに見せてあげたいです」とし、「どんな手を使っても、たとえお金を払ってでも!」とコメントしたところで、「ん? 俺、お金払うの?」とおどけつつ、「それでもいいと思えるくらい本当の満席にしたいです。それを実現するために、この映画をロングランにすべく、これからも宣伝活動をしていきます」と宣言。「ここはアツくいかないと!と思っていたので、かなりアツく語らせていただきました」と説明した。

◆奈緒、福岡時代からムロツヨシとの縁を感じるエピソード続出


初の母親役について奈緒さんは「ずっとやりたかったし、憧れでした。母親役を家族がテーマの映画でやらせていただくことは、緊張もしたけれど、責任を全うしないといけないという気持ちでいっぱいでした」とふり返る。撮影前にムロさんから「(中田)乃愛ちゃんのこと、きっと奈緒ちゃんも好きになると思う、と聞いていました。その言葉通り、3人で会ったとき一瞬で乃愛ちゃん、の虜になりました。そこからはムロさんと2人でずっと(娘に)デレデレでした」とし、「乃愛ちゃん、そして子役の子、“ひかり”を演じた2人に引っ張ってもらって映画の中で母親役として立つことができました」と感謝を述べていた。

ムロさんは赤ちゃんが生まれたシーンの撮影をふり返り、「撮影中、すごく印象に残ったシーンでした。自然と奈緒ちゃんとおでことおでこを合わせて心の距離を縮める、そういう演技ができたことがうれしかったです。初日までこの気持ちは言わずにおこうと思っていました。今日、やっと言えてよかったです。ポスターにもなっている素敵なシーンです」と奈緒さんとの夫婦役に大満足の様子。

一方、ムロさんとの共演について奈緒さんは「イメージ通り、やさしくておもしろい方でした。本当に会いたかった方なので、初日は少し緊張しすぎて無愛想だったかも」と反省しつつ「柔らかい空気を作ってくれる素敵な方。すぐに打ち解けられたのはムロさんのおかげです」と感謝。さらに奈緒さんからは、撮影スタジオですれ違ったときに同じ撮影組でもないムロさんから「おつかれさまです」と挨拶されたこと、奈緒さんがまだ福岡に住んでいた頃に「muro式.」の千秋楽を見に行っていたこと、その際に客席バックで撮影した写真に奈緒さんが写り込んでいたことなど、縁を感じずにはいられないエピソードもバンバン飛び出した。

◆中田乃愛「1人でも多くの人にこの作品が届いてくれたら」


最後の挨拶で金井監督は「すごく楽しい時間を過ごせました。今日からがスタートです。この映画を全国に広めていただけたらうれしいです。ムロさん、そしてみなさんと走り続けたいと思います」と力強くコメント。永野さんは出身地・宮崎県での上映館がないことに触れ、「この映画を観た人生と観ない人生では生き方が大きく違ってくると思います。作品からのメッセージを受け取るためにも、宮崎県の上映をお願いいたします!」と懇願。

中田さんは「1人でも多くの人にこの作品が届いてくれたら、それだけでとてもうれしいです」と笑顔を浮かべ、奈緒さんは「これからもっともっといろんなところに届くといいなと思っています。みなさんの力を貸してください」と呼びかけた。

そしてムロさんは、「この状況下での公開をネガティブに考えず、何かしらプラスにしようと思っています。実現するのが、明日になるのか、1ヶ月後になるのか、1年後になるのか、10年後になるのかわからないけれど、状況が許せば、必ず“本当の満席”にしたいと思っています」と改めて言及。「“ムロは満席好きなんだよな。あいつの作品なら観に行ってもいいかな”と思っていただけるように、これからも頑張っていきます。このような状況下ですが、みなさん、どうか毎日笑って過ごしてください。そして、この作品がロングランになるよう、クチコミで広げてください。ほめてください、けなしてください、みなさまの一言が誰かの“観てみようかな”に繋がります。誰かに繋げてください!」と締めくくっていた。

『マイ・ダディ』は全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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