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斎藤工×井浦新、ミニシアターと映画愛をトーク!『ポネット』『ユア・マイ・サンシャイン』ほか紹介

斎藤工がゲストに井浦新を招き、全国のミニシアターにエールを送るWOWOWシネマ「特集:ミニシアターに愛をこめて」にて世界のミニシアターの秀作4本を紹介する。

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「特集:ミニシアターに愛をこめて」
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  • 『ユア・マイ・サンシャイン』(C)2005 CJ Entertainment Inc.& BOM Film Productions Co.Ltd. All Rights Reserved.
  • 『ポネット』(C)1996 StudioCanal - Les Films Alain Sarde - Rhone Alpes Cinema
  • 『落下の王国』(C)2006 Googly Films,LLC ALL Rights Reserved.
  • 『仕立て屋の恋』(C)Cinea/Hachette Premiere et Cie/FR3 Films Productions

斎藤工がゲストに井浦新を招き、全国のミニシアターにエールを送るWOWOWシネマ「特集:ミニシアターに愛をこめて」にて、世界のミニシアターの秀作4本を紹介する。

斎藤さんは、映画を愛する俳優たちが中心となって、コロナ禍に苦しむミニシアターを応援しようと立ち上がったプロジェクト「ミニシアターパーク」の中心人物の1人。

今回の放送・配信では、かつてミニシアターで映画ファンが熱狂した4本を特集。映画の前後に案内役の斎藤さんとゲストの井浦さんを招いて2人が放送作品についてトーク。放送・配信作品となる『ユア・マイ・サンシャイン』『ポネット』『落下の王国』『仕立て屋の恋』の見どころはもちろん、それぞれの作品の公開当時のミニシアターの様子や、自身の近況も語られた。

井浦さんも「ミニシアターパーク」の中心人物の1人で、「ミニシアターパーク」は井浦さんから斎藤さんへの1本の電話がきっかけでスタートしたということもあり、「この番組は井浦さんと向いている方向が一緒ではないかと思うので、ご出演いただけて非常にありがたいです」と斎藤さんは嬉しそうに語る。ミニシアターの現状について、井浦さんは映画館の経営状況を心配しながらも自身は以前よりも映画館に足を運ぶようになったという。「映画館の昼の回に来る人って少ないだろうなと思っていましたが、実際映画館に行くと、半分くらい席が埋まっていたりします。ものすごい嬉しくなるよね」と語り、斎藤さんも「お客さん同士の会話がなくても仲間のような感じがしますよね」とミニシアターならではの魅力を語った。

また、チョン・ドヨンとファン・ジョンミンによる『ユア・マイ・サンシャイン』の回では、韓国の映画作りについても触れられた。2009年公開の映画『空気人形』でペ・ドゥナと共演した井浦さんは、撮影現場で彼女から「韓国では大切なシーンを撮るときに1週間かけることもある」と聞き、当時は2週間で作品を撮りきることもあったという日本映画と、1シーンに1週間かけることもある韓国映画との時間と予算のかけ方の違いを感じたと明かす。井浦さんは「時間と予算をかける撮影は映画業界を発展させることにつながるのかも」と語り、斎藤さんも「まさに最近の韓国映画がそれを表していますよね」と続けた。

『ユア・マイ・サンシャイン』

ほかにも『ポネット』では子役の話、『落下の王国』では同年に若松孝二監督が製作し井浦さんも出演した『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』が話題に上がり盛り上がりを見せた。このトークは各作品の前後に合わせて放送・配信。さらに、放送に入りきらなかった未公開トークをWOWOWオンデマンドにて配信する。

『ポネット』

「特集:ミニシアターに愛をこめて 斎藤工×井浦新」は10月18日(月)~21日(木)WOWOWシネマ、WOWOWオンデマンドにて放送・配信。


■特集:ミニシアターに愛をこめて
・10月18日(月)22:30『ユア・マイ・サンシャイン』
韓国で大ヒットを記録した話題のラブストーリー。チョン・ドヨン、ファン・ジョンミン共演で描く。
井浦
もしその当時この映画に出会っていたら、いろんなものの見え方が変化していただろうと思った。特にファン・ジョンミンさんが最高。若いころの彼を知らなかったが、近年の彼はどの作品でも姿を見るし、出演作もバラエティに富んでいて、素敵な俳優だと思う。
斎藤
韓国で話題となった実話を基にしたストーリー。のちに大スターとなるチョン・ドヨンとファン・ジョンミンのキャリアのターニングポイントとなった作品だと思う。韓国ドラマとはまた違った「奥行き」や「厳しさ」の描き方は日本映画への脅威になったと言えるくらい衝撃を与えた作品。

・10月19日(火)深夜0:00『ポネット』
交通事故で母親を失った4歳の少女ポネット。まだ死のことを理解できない彼女は、どう現実と向き合うのか…。公開当時にロングランヒットを記録。監督はジャック・ドワイヨン。
井浦
4歳、5歳の子役たちのセリフがそれぞれの本物の子供たちの言葉として聞こえてくる。大人になってキャリアを積めば出来ることかもしれないけど、子供の演技だと考えると、すごいと思った。
斎藤
この作品の子供たちの表現は尋常じゃない。監督は約半年くらい子役との準備期間を設けたようで、おそらく子供たちから出てきた言葉をセリフに活かしているのではないかと思う。是非子供たちの演技に魅了されていただきたい。

・10月20日(水)22:45『落下の王国』
重傷を負った男性が純真な少女に語りだす、不思議なおとぎ話…。『ザ・セル』の鬼才ターセム・シン監督が世界20カ国以上でロケを敢行し、鮮烈な映像美を見せたファンタジー。
井浦
撮影のロケーションにびっくりさせられる。どのカットも隙がなく、デザイン的で、セリフがないシーンでも見入ってしまう。今作は監督自ら脚本も手がけていて物語もすごく面白い。目だけでも楽しめるし、物語にも引き寄せられる。
斎藤
毎年映画館で上映してほしいくらいの作品。衣装デザインが石岡瑛子さんで、衣装が世界遺産にも負けないくらいすごくシンボリック。衣装だけでも、映像だけでも、脚本だけでも楽しめる、ここまで隙のない作品はなかなかない。

・10月21日(木)23:00『仕立て屋の恋』
『髪結いの亭主』で注目されたフランスのパトリス・ルコント監督が、同作品の前年に手掛けた。第66回キネマ旬報ベスト・テンで洋画第4位に。
井浦
これほどまでにシリアスでアート性もある、なんていい映画なんだと思った。 全編に血が多く使われているわけではないけれど、印象的に赤が使われていて、 血の使い方の妙が素晴らしい。
斎藤
ちょっと特殊な狂気みたいなものを感じながら、でもなぜか美しいラブストーリーという側面も持っている不思議な映画。また、三角関係の描き方など、すごく面白い構図のカットがたくさんあるので注目してみて欲しい。

10月18日(月)0時よりWOWOWオンデマンドにて未公開トークを配信。
《シネマカフェ編集部》

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