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『エターナルズ』がサウジアラビア、カタール、クウェート3か国で上映禁止に

マーベル映画『エターナルズ』が、サウジアラビア、カタール、クウェートでは上映されないことが明らかになった。

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『エターナルズ』レッドカーペット Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for RFF
『エターナルズ』レッドカーペット Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for RFF
  • 『エターナルズ』レッドカーペット Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for RFF
  • ブライアン・タイリー・ヘンリー Photo by Jesse Grant/Getty Images for Disney
  • クロエ・ジャオ監督 ABC via Getty Images
  • 『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督 AMPAS/ABC via Getty Images

マーベル映画『エターナルズ』が、サウジアラビア、カタール、クウェートでは上映されないことが明らかになった。「The Hollywood Reporter」が報じた。

同3か国の検閲により一部のシーンに編集&カットの要請が出されたが、ディズニー側が受け入れなかったという。同3か国を含む湾岸諸国での公開日は11月11日を予定している。

一体どのシーンに編集&カットの要請があったのか。関係者によると、ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)とベン(ハーズ・スレイマン)の同性カップルの情熱的なキスシーンが検閲に引っかかったのだという。ファストスはMCU初の同性愛者ヒーロー。『エターナルズ』のクロエ・ジャオ監督は、このような事態が起こることを予期し、世界で公開される際に「変更やカットされることがないように、祈っているんです」と先月「Indiewire」に語っていた。

湾岸諸国では同性愛は違法とされており、映画にLGBTQの要素が少しでも含まれると公開されないことが多々ある。昨年は、ピクサーの『2分の1の魔法』に登場人物がレズビアンであることを示唆するセリフがあるというだけで、同3か国に加えオマーンで公開されなかった。

今回の件について、映画ファンたちは「興行収入は少し減るかもしれないが、ディズニーが編集やカットを拒否してくれてよかった」とディズニーの決断を支持するコメントを寄せている。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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