アカデミー賞の前哨戦とされる第50回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞した、『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督の最新作『ハムネット』日本公開日が2026年4月10日(金)に決定。第83回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演女優賞(ドラマ部門)ほか6部門にノミネートされた。
本作は、2020年に発表され、英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞し、世界から喝采を浴びたマギー・オファーレル著の同名小説の実写映画化。
舞台は16世紀イギリスの小さな村。森を愛し、薬草の知識に優れ、不思議な力を宿した妻アグネス・シェイクスピアと、劇作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そして、その3人の子どもたちが描かれる。
ロンドンへ単身で出稼ぐ夫を尊重し、父親不在のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき一家に大きな不幸が降りかかるーー。
アグネス・シェイクスピアを演じるのは、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のジェシー・バックリー、ウィリアム・シェイクスピアを演じるのは『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のポール・メスカル。

そのほか、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンなど実力派たちが脇を固める。製作には、スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが名を連ねている。

第83回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、監督賞:クロエ・ジャオ、主演女優賞(ドラマ部門):ジェシー・バックリー、助演男優賞(ドラマ部門):ポール・メスカル、脚本賞:クロエ・ジャオ&マギー・オファーレル、作曲賞:マックス・リヒターの6部門にノミネート。

日本時間2026年1月12日(月)に行われる第83回ゴールデングローブ賞授賞式にも期待がかかる。
『ハムネット』は2026年4月10日(金)より全国にて公開。




