「期待の新人監督スカラシップ」第1回作品『きみは愛せ』公開へ、予告編も解禁

「期待の新人監督スカラシップ」第1回作品となる群像劇『きみは愛せ』の公開が決定。ティザービジュアルと予告編が解禁となった。

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『きみは愛せ』 (C)2020「きみは愛せ」製作委員会
  • 『きみは愛せ』 (C)2020「きみは愛せ」製作委員会
  • 『きみは愛せ』ティザーポスター (C)2020「きみは愛せ」製作委員会
  • 『きみは愛せ』(C)2020「きみは愛せ」製作委員会
  • 『きみは愛せ』(C)2020「きみは愛せ」製作委員会
  • 『きみは愛せ』(C)2020「きみは愛せ」製作委員会

カナザワ映画祭と金沢市竪町商店街が2019年から発足させた「期待の新人監督スカラシップ」第1回作品となる、愛することにもがき苦しむ若者たちを描き出した群像劇『きみは愛せ』が、2022年1月28日(金)より公開決定。ティザービジュアルと予告編が解禁された。

リサイクルショップで働く無欲な男・慎一、スナックで働きながら好きな人を待つ毎日を過ごしている慎一の片想い相手・凛、そして、雀荘で働く凛の兄で慎一の同居人の朋希(細川岳)。都会から離れた小さな町で、何となく満たされて、どこか物足りない毎日を平和に過ごしてる3人。傷つくことを恐れる彼らの生活は、ある出来事をきっかけに予想もしていなかった結末を迎えることになる。痛くて、儚くて、もどかしい彼らの青春の最終章は――。

主演の慎一を演じるのは、演劇ユニット「グレアムボックス」など活躍する海上学彦。慎一の同居人で凛の兄でもある朋希役に『佐々木、イン、マイマイン』で一躍注目俳優となった細川岳。妹の凛役には映画『シスターフッド』に出演、ヌードモデル・写真家としても活躍する兎丸愛美。そのほか、高野春樹、川添野愛、田中爽一郎、花影香音など、日本のインディペンデント映画界注目の俳優陣が脇を固める。

監督は、劇場デビュー作『愛うつつ』(細川さん主演)が高く評価された新星・葉名恒星。愛を求めてあがく若者たちの絶望と、かすかな希望を赤裸々に描き出した。解禁されたティザービジュアルは、慎一・凛・朋希の3人のイラストがあしらわれている。

また、併せて解禁された予告編では、地方都市で肩を寄せ合うように暮らす3人の日常から一転、「不良品に興味ねえんだよ」と罵声を浴びせられる慎一や、「赤ちゃんができたんだ」と告白する凛など、愛を求める彼ら彼女らの姿が次々と切り取られていく。最後に「愛ってなんだよ」と独白する朋希の声が鮮烈な印象を残す。

公開決定に当たりコメントも到着。主演の海上さんは「凛や朋希のことを大切に思うからこそ、一歩引いてしまう慎一。どことなく僕自身と似ている慎一を、精一杯生きました」とコメント。

本作のクランクイン直前まで『佐々木、イン、マイマイン』の撮影に臨んでいたという細川さんは、「別の作品で佐々木という怪物のような役を終えた3日後くらいだったと思う。半ば放心状態で金沢のまちをふらふらになるまでねり歩き、ロケ地である部屋で慎さん役の海上さんと共同生活を送った」と明かし、「朋希の日常が金沢のまちで過ごす僕の日常になってどんどん潜っていった記憶があります」とふり返る。

「冬の金沢は曇り空が多い」とカナザワ映画祭の方から聞いたという兎丸さんは、「そのたびに『人生みたいな空模様だなあ』と思いながら写真を撮りました」と語り、「凛も慎一も朋希もこの作品を見て苦しくなってしまったひとも、みんなみんなしあわせになってほしいです」とメッセージを寄せる。

そして、葉名監督は「たとえ誰かがきみを愛さない世の中になっても、きみは愛して欲しいそう願ってこの映画を作りました」と言い、「この映画を見てくださった方々が、この映画に描かれる慎一や朋希や凛を通して、どうしようもない日々の中でも、誰かを愛することの先にある微かな希望みたいなものを感じていただけると嬉しい」とコメントを寄せている。

『きみは愛せ』は2022年1月28日(金)より、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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