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カンヌ男優賞ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの鬼気迫る演技 『ニトラム』予告編

第74回カンヌ国際映画祭主演男優賞ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演『ニトラム/NITRAM』から予告編とポスタービジュアル、新場面写真が一挙に解禁

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『ニトラム/NITRAM』(C)2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited
『ニトラム/NITRAM』(C)2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited
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第74回カンヌ国際映画祭主演男優賞、第11回オーストラリア・アカデミー賞最多8部門を受賞したケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演、オーストラリアの無差別銃乱射事件「ポートアーサー事件」を映画化した『ニトラム/NITRAM』。この度、異様な緊張感で事件の“リアル”に切迫する予告編とポスタービジュアル、新場面写真が一挙に解禁された。


>>『ニトラム/NITRAM』あらすじ&キャストはこちらから

今回到着した予告映像では、ケイレブが演じる“みんなと同じになりたい”と願う青年の過ごす日常が、客観的に描かれる。「普通」の若者として、息子に人生を謳歌したいもらいたいと思っている母親。将来を案じ、できる限りのケアをしようと務めている父親。芝刈りの訪問営業を通して出会った女性ヘレン。そしてサーフィンが上手な彼。

両親や周囲の人たちと、花火が大好きでサーフィンに憧れる彼との関係にやがて不穏な雰囲気が漂い、事件へと繋がっていく展開とその映像美に思わず息をのむ予告映像に仕上がっている。

主人公を演じるケイレブといえば、『ノーカントリー』でデビュー以降、『アンチヴァイラル』『ゲットアウト』『スリー・ビルボード』『デット・ドント・ダイ』など現代の名匠たちの作品に相次いで出演。レイフ・ファインズ、ジェシカ・チャスティンらと共演したジョン・マイケル・マクドナー監督作『The Forgiven』(原題)の公開が待機し、リュック・ベッソン監督の新作『Dogman』(原題)にも主演。本作では、主人公「ニトラム」の鬼気迫る演技により各国メディアを席巻し、カンヌ国際映画祭、シッチェス・カタロニア映画祭などで主演男優賞を受賞している。

母親役は、デヴィッド・クローネンバーグ監督作『裸のランチ』への出演でも知られ、『インドへの道』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、テレビドラマ「ジュディ・ガーランド物語」ほかで3度にわたりエミー賞を受賞した名優ジュディ・デイヴィス

父親役に、本作でエグゼクティブプロデューサーとしても名を連ねるアンソニー・ラパリア

また『ベイビーティース』(19)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、世界各国の映画、演劇において多数の賞を獲得しているエッシー・デイヴィスがヘレンを演じる。オーストラリアを代表する名優たちが脇を固めるアンサンブルも見逃せない。

あわせて解禁となったポスタービジュアルは、乾いた空気の中にたたずむ青年の後ろ姿を捉えた美しい写真。「僕は、僕以外になりたかった。」というコピーが載り、本作の世界観を象徴したインパクトのあるデザインに。雑誌「STUDIO VOICE」や、「銀杏BOYZ」「cero」「VIDEOTAPEMUSIC」のアルバムジャケットなどで知られるアートディレクターの坂脇慶がデザインを担当した。

本作には、「ジャスティン・カーゼル監督の見事なサスペンスの手腕に驚嘆した。震えがやまないほどの後遺症を残す、非常にやっかいで、だからこそ重要な映画である」(THE HOLLYWOOD REPORTER/US)、「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの、ルーズで奔放で野性的な身振りに宿る、途方もない繊細さに心を鷲掴みにされた。凄まじい傑作」(VARIETY/US)、「エッシー・デイヴィス、ジュディ・デイヴィス、そしてケイレブ・ランドリー・ジョーンズの圧倒的な演技」(The Guardian/UK)、「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が凄すぎる。賞をいくつ与えても足りないくらいだ」(RAI/ITA)、「この映画が『好き』というのは間違っているのかもしれない。しかし、素晴らしい映画であることは否定しようがない。何よりケイレブ・ランドリー・ジョーンズが本当に素晴らしい。これ以上の演技は想像できない」(First Showing/DEU)など、世界各国で絶賛評が広がっている。

『ニトラム/NITRAM』は3月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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