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緊張感漂うディオールのアトリエでの始業風景『オートクチュール』本編映像

ナタリー・バイ演じる孤高のお針子と、リナ・クードリ演じる郊外に暮らす移民二世の少女の人生が、ディオールのアトリエを舞台に交差する映画『オートクチュール』より、ディオールのアトリエでの始業風景を切り取った本編映像が公開された。

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『オートクチュール』(C)2019 - LES FILMS DU 24 - LES PRODUCTIONS DU RENARD - LES PRODUCTIONS JOUROR
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ナタリー・バイ演じる孤高のお針子と、リナ・クードリ演じる郊外に暮らす移民二世の少女の人生が、ディオールのアトリエを舞台に交差する映画『オートクチュール』より、ディオールのアトリエでの始業風景を切り取った本編映像が公開された。


>>『オートクチュール』あらすじ&キャストはこちらから

今回到着した映像は、ディオールのアトリエにて、完全オーダーメイドでデザインされた高級服“オートクチュール”を手掛けるお針子たちの朝が、静かに、そして規則的に始まるシーン。

ナタリー演じるその責任者・エステルが出勤をしたのは、始業時間の3分前。チョコレートを口に入れ、今日の仕事内容を入念に確認する姿は、彼女がプレッシャーを抱えた完璧主義者であることが見て取れる。また、しっかりとアイロンがかけられた白衣を身にまとい、お針子たちが次々と出勤してくる様子から、緊張感と規律が流れていることが感じられる。

『オートクチュール』本編映像

このアトリエについて「使われなくなった省庁の中に、昔ながらのアトリエを作りました」と語ったのは、監督のシルヴィー・オハヨン。現在のアトリエは、お針子たちの眼に負担がかからないように、明るい光のニュートラルな空間になっているというが、本作では「装飾的にもっと詩的なものを取り入れたかった」「フランソワ1世通りにあるムッシュ・ディオールの最初のアトリエのようなドラマチックなものを目指しました。金箔やモールディングを施したヴェルサイユ宮殿のような雰囲気です」とセットへの思いを明かした。

そして、映画の衣装デザイナーのキャリアを持ち、現在はオートクチュールのアトリエで働くジュスティーヌ・ヴィヴィアンの監修のもと、初代“バー”ジャケットや重ねづけされたプリーツが軽やかに揺れる“フランシス・プーランク”ドレスに、直筆のスケッチ画など、保管されていた貴重なアーカイブ作品の数々がスクリーンに登場。こちらも必見だ。

『オートクチュール』は3月25日(金)より新宿ピカデリー、HTC有楽町、Bunkamuraル・シネマほかにて公開。

《シネマカフェ編集部》

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