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愛に溢れた街が一転、過酷な状況が押し寄せる『ベルファスト』予告編

俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品である『ベルファスト』より、予告映像とビジュアルが解禁された。

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俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品である『ベルファスト』より、予告映像とビジュアルが解禁された。


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アカデミー賞前哨戦と言われる第27回放送映画批評家協会賞では、最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞している本作。先日行われた本年度アカデミー賞ノミネート発表では、作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、主題歌賞、音響賞の7部門でノミネートを果たし、オスカー獲得へ期待が高まっている。

この度解禁された予告映像の冒頭では、牧歌的で愛に溢れ平和な時間が流れるベルファストの街が、一転して暴徒が押し寄せる街へと変貌していく様子が切り取られている。不穏な空気が蔓延し、怯える人々。その一方で、過酷な現実に立ち向かい、笑顔とユーモアを忘れずに未来へと向かう家族の姿も描かれており、過酷な状況の中でも一縷の希望を感じさせる予告映像に仕上がっている。

自身の幼少期を投影し、自伝的作品として本作を描いたブラナーは「その時の光景は、まさに私が記憶していたまま描かれている。あの午後、スローモーションのように世界がひっくり返る瞬間を見た。その瞬間から、世界は永遠に変わってしまったんだ」と当時をふり返っている。また「過激さは違えども、世界中の人が同じような転換期を経験しているはずだと思ったんだ」と明かしており、コロナ禍で世界に変革がもたらされているこの時代にこそ、必要な物語であることがうかがえる。

併せて到着したビジュアルは、躍動感溢れるバディの姿と「明日に向かって笑え!」というコピーが目を引くエネルギッシュなデザインになっており、未来への希望を感じさせてくれる。

『ベルファスト』は3月25日(金)TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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