「30までにとうるさくて」「恋せぬふたり」ほか20代・30代に「刺さりまくる」共感を生む最新ドラマ5選

「刺さりすぎてしんどい」「自分を見ているよう」の声が相次ぐ「30までにとうるさくて」に代表される同世代の共感を生むドラマが今冬、続々と登場。

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「30までにとうるさくて」(C)AbemaTV, Inc.
  • 「30までにとうるさくて」(C)AbemaTV, Inc.
  • 「30までにとうるさくて」(C)AbemaTV, Inc.
  • 火曜ドラマ「ファイトソング」 (C)TBS
  • 「おいハンサム!!」
  • Netflixシリーズ「39歳」2月16日(水)独占配信
  • 「恋せぬふたり」 (C) NHK
  • 「恋せぬふたり」新キャスト
  • 「ファイトソング」第6話(C)TBS

「年齢なんてただの数字」。これまで幾多のドラマや映画で女性たちはそう声を上げ続けてきた。結婚や出産、転勤、転職など人生を大きく左右する出来事を、自分の意志ではなく“年齢を理由に”周囲からの圧力で決められてしまわないよう、そうやって自らを鼓舞してきたのかもしれない。

ABEMAオリジナルドラマ「30までにとうるさくて」の第1話でも、イベント会社を経営するキャラクターの恭子が「年齢なんてフィクション」と言うシーンが登場する。今作には、いわゆる“29歳問題”に対する女性たちの日常的な焦り、不安、葛藤、覚悟などが詰まっており、「刺さりすぎてしんどい」「自分を見ているよう」「全アラサー女性に1度見てほしい」といった反響が数多く寄せられている。ときめいてばかりもいられないし、現実を見つめなきゃならない。そんな女性たちの声を代弁するかのような、同世代の共感を生むドラマが今冬、続々と登場している。

●ABEMAオリジナルドラマ「30までにとうるさくて」


「ゲスの極み乙女。」のドラマーであり、近年俳優としての活動も目覚ましいさとうほなみ、ハリウッド映画『モンスターハンター』にも出演した山崎紘菜、「架空OL日記」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の佐藤玲、「大豆田とわ子と三人の元夫」「夫のちんぽが入らない」の石橋菜津美という注目の4人が、現代の東京を生き抜く29歳独身女性たちを演じる本作。それぞれ異なった感性や価値観を持つ4人組の恋やキャリア、さらにセクシュアリティにも踏み込んだオリジナルストーリーである。

同棲中の恋人にプロポーズされた遥(さとうさん)が「(結婚して)仕事も子どももって、そんなにわがままかな?」と迷いを打ち明けた際の、「わがままじゃないよ。男なら」と真理を返してくれるような友情も見どころの1つ。「年齢なんてフィクション」に対する、「“35歳からは高齢出産”はフィクションじゃないでしょ」もまた真理であり、彼女たちの恋愛・結婚・人生を阻む現実を浮き彫りにする。

また、社内恋愛のもつれが取り上げられた第4話「令和働く女、結局ツラすぎ説」では、浮気をした男性はお咎め一切ナシ、女性の側が異動させられたり、退職したりする展開は「今回も女性の悩みと生きづらさ満載」「2020年代の日本をリアルに描いてる」と視聴者からの共感を得た。こうした性差別のみならず、選択的シングルマザーのあり方やレズビアンカップルの将来など、これまで描かれてこなかった“当たり前の幸せ”を求める女性たちの可視化も重要なポイントとなっている。

「30までにとうるさくて」は毎週(木)22時~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送中(全8話)。

第6話あらすじ


温泉旅行に行くことになった遥(さとうさん)、恭子(山崎さん)、花音(佐藤さん)、詩(石橋さん)の4人。しかし、キャリアも婚約も台無しになって意気消沈している遥は全力で楽しめずにいた。しかも、さまざまな出来事のショックとストレスが原因で、身体に予想外のある異変が起こっていることが判明する。

一方、結婚相手として狙っていた社長・高村に娘がいたことが分かり、彼への興味をなくしてしまった花音。しかしある日「相談したいことがある」と言われ、つい再び自宅を訪れる。妊活に励む恭子は、精子ドナーの男性の衝撃の正体を突き止め、ショックを受けていた。「人を騙すような人の子供を産むかもしれない」ということに怯える恭子。これを聞いた遥、花音、詩の3人は、恭子に秘密で“ある行動”を起こす…。


●TBS火曜ドラマ「ファイトソング」


「ファイトソング」第6話(C)TBS

「逃げるは恥だが役に立つ」「義母と娘のブルース」「私の家政夫ナギサさん」など、ラブストーリーのみならず、女性の生き方についても一石を投じてきた人気枠、火曜ドラマで現在放送中の「ファイトソング」。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインを務めたばかりの清原果耶が民放ドラマ初主演、空手の日本代表を目指すも突然その夢を絶たれ、無気力な日々を送る主人公・木皿花枝を演じる。

彼女の亡き母親を「30までにとうるさくて」のさとうさんが演じており、母の影響でずっと聴いてきた“勝負曲”の作者で、期間限定の“恋の取り組み”を始めたミュージシャン・芦田を間宮祥太朗、同じ養護施設で育った幼馴染・慎吾を菊池風磨(Sexy Zone)が演じる。彼らの三角関係のみならず、これまで過ごしてきた世界が一度壊れた花枝が突然突きつけられた現実といかに向き合い、折り合いをつけていくのか。そのときに誰かを想う気持ちがどれだけ支えとなるのかを描いていく。

「ファイトソング」は毎週火曜22時~TBS系にて放送中。

第6話あらすじ


芦田(間宮祥太朗)の突然の乱入で、キャンプ中の慎吾(菊池風磨)の告白は中断される。キャンプ告白事件から数日後、秘めてきた思いに気づいてしまった花枝(清原果耶)、芦田、そして慎吾は、それぞれの本当の気持ちに向き合い動き出していた。花枝への気持ちが「恋」だと自覚し、音楽の制作にも力が入る芦田。今までもこれからもずっと花枝を守り続けると改めて心に誓う慎吾。一方、花枝は、近づいてくる手術という現実に向き合おうとする――。

3人の想いが交錯する中、訳あって花枝と芦田は遊園地に来ていた。芦田は花枝とのデートを満喫するが、花枝が「思い出づくり」の理由を決して明かしてくれないことが気になり始めていた。しかしその裏で、慎吾はなんとキャバクラ通いをしていることが発覚!? そんな慎吾に凛(藤原さくら)は呆れ返るが、花枝はどこか慎吾の様子がおかしいことがひっかかっていた。そんな最中、慎吾が突然倒れてしまう…?


●東海テレビ×日本映画放送共同製作 土ドラ「おいハンサム!!」


「おいハンサム!!」第7話(C)東海テレビ/日本映画放送

「おいハンサム!!」は、吉田鋼太郎が演じる何かと融通が利かない父と、男性を見る目がない20代前半~30歳の3姉妹、そして全てを超越したかのように悠然とする母が織りなすラブ&ファミリーコメディー。

朝食の目玉焼きの焼き方ひとつとってもまるで違う三姉妹は、それぞれに悩みが尽きない。白身柔らかめ、黄身はとろーり半熟派の長女・由香(木南晴夏)は、仕事は順調だが不倫で修羅場を経験、外見重視で振った元カレ(浜野謙太)は父の取引相手で、大のお気に入りだ。次女・里香(佐久間由衣)の目玉焼きは、白身はしっかり焦げ目がつく硬め、黄身もしっとりは残しつつ硬め。高学歴の銀行マンと結婚して大阪に住んでいるが、夫のモラハラと浮気により離婚寸前。白身はパリッと硬め、黄身はじんわり柔らか派という三女・美香(武田玲奈)は漫画家志望の男と半同棲状態になるも、その後出会ったエリートサラリーマンの女性蔑視発言によって自分らしさを消されそうになっている。

そんな娘たちが心配でたまらない頑固な父・伊藤源太郎(吉田さん)は、「貝を買いなさい」だの、「前向きに倒れろ」だのと、分かったような“いい顔”(ハンサムな顔)をして娘たちに説くが、劇中を貫く独特のテンポ感とゆるさによって説教じみて聞こえない。特に“ゆるさ”にひと役買っているのが、飄々として達観した懐の広さを持つMEGUMI演じる母の存在だ。伊藤家の娘たちの幸せ探しはどこへ向かうのか、目が離せない。

「おいハンサム!!」は毎週土曜23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送中(全8回予定)。

第7話あらすじ


良心的な個人経営・家族経営の商店や飲食店が次々と閉店する世を嘆き、なんとかしたいと考える源太郎(吉田鋼太郎)。長女・由香(木南晴夏)は男を見る目がない自分を変えようと、ルックスへのこだわりをやめて太めの料理男子を選びつき合い始めるが…。


●Netflixシリーズ「39歳」


日本で社会現象を巻き起こした「愛の不時着」のソン・イェジンが主演を務め、「賢い医師生活」の“脳神経外科医チェ・ソンファ役”で知られるチョン・ミド、「空から降る一億の星」「コンビニのセッピョル」のキム・ジヒョンが出演する最新韓国ドラマ。映画『82年生まれ、キム・ジヨン』やドラマ「ボーイフレンド」のユ・ヨンアが脚本、「それでも僕らは走り続ける」のキム・サンホが監督を務める。

高校生の頃、ひょんなことから仲良くなったチャ・ミジョ(ソン・イェジン)、チョン・チャンヨン(チョン・ミド)、チャン・ジュヒ(キム・ジヒョン)の3人は、幸せなときもどん底のときも一緒に乗り越えてきた大親友。現在、ミジョは皮膚科医、チャンヨンは演技コーチ、ジュヒは化粧品のセールスマネージャーとして働いている。しかし、39歳になった彼女たちの人生に暗雲が垂れ込め始めたことで、3人はそれぞれ別々の道を歩く覚悟を迫られていく。29歳とはまた違った苦難や葛藤に直面する、40代目前の女性たちの友情と恋愛、人生を深く掘り下げたリアルな物語が期待できそうだ。

「39歳」は2月16日(水)より水曜・木曜に1話ずつ、毎週2話ずつ配信。


●NHKよるドラ「恋せぬふたり」


アロマンティック・アセクシュアルの男女が“恋愛感情抜き”で同居生活を始める「恋せぬふたり」は、“ラブ”のないコメディ。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人がアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。

人を好きになったことがない、なぜキスをするのか分からない、恋愛もセックスも分からずとまどってきた女性・咲子(岸井ゆきの)は、恋もセックスもしたくないスーパー店員・高橋(高橋一生)と出会ったことでアロマンティック・アセクシュアルを自認。先に妹・みのり(北香那)が結婚していることもあり、母親から結婚をせっつかれて居づらい実家を出たかった咲子は、自分の“味方”である高橋と「家族(仮)」から(仮)が取れるようになるべく奮闘する。世の中にはびこる“普通”の価値観をことごとく、ユーモアを交えながらも理路整然と「その“当たり前”は違うんです」と真摯に訴えていく2人の姿が注目を集めている。

「恋せぬふたり」は毎週月曜22時45分よりNHK総合にて放送中(全8話)。2月19日(土)0時01分~第1回から第4回のイッキ見再放送あり。


第5話あらすじ


「恋せぬふたり」第5話(C)NHK

高橋が大ケガをしたことで、責任を感じた咲子の同僚・カズ(濱正悟)が泊まり込みで世話をすると言いだして始まった3人での同居生活。アロマンティック・アセクシュアルについて少しずつ学び始めたカズは「絶対、咲子を幸せにする」と、咲子と“恋愛感情抜き”で家族になることを提案するが…。そんなとき咲子は、親友・千鶴(小島藤子)と再会。咲子とルームシェアするはずだった千鶴が姿を消したワケとは…?

《text:Reiko Uehara》

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