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奥平大兼が“サーリャ”嵐莉菜の気持ちに寄り添う本編シーン到着『マイスモールランド』

『万引き家族』と『ドライブ・マイ・カー』スタッフにより、日本に暮らすクルド人少女が直面する現実を描く『マイスモールランド』。この度、奥平大兼演じる少年が嵐莉菜演じる主人公サーリャの気持ちに寄り添い、受け止めるシーンの本編映像が解禁となった。

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『マイスモールランド』 (C)2022「マイスモールランド」製作委員会
『マイスモールランド』 (C)2022「マイスモールランド」製作委員会
  • 『マイスモールランド』 (C)2022「マイスモールランド」製作委員会
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『万引き家族』と『ドライブ・マイ・カー』スタッフにより、日本に暮らすクルド人少女が直面する現実を描く『マイスモールランド』。この度、奥平大兼演じる少年が嵐莉菜演じるサーリャの気持ちに寄り添い、受け止めるシーンの本編映像が解禁となった。


>>『マイスモールランド』あらすじ&キャストはこちらから

主人公サーリャを演じるのは、自身も5か国のルーツを持ち、「ViVi」専属モデルとして活躍する嵐さん。サーリャが心を開く少年・聡太を注目の俳優・奥平さんが演じている。

解禁となったのは、コンビニでバイトを終え、新作スイーツを頬張る2人のシーン。徐々に距離が縮まっていく中、サーリャは聡太に自分がクルド人であることを打ち明ける。

「(同級生から)いつの間にかドイツ人と思われてて、なんかそれがちょうど良くて。自分でもドイツ人って言うようになって」「本当はどこの国から来たの?」「クルド…って知らないよね?」「わかんない、ごめん」と、言葉を選びながらも真っ直ぐに気持ちを打ち明けるサーリャ、その告白に戸惑いながらも寄り添い、受け止めようとする聡太の瞬間を捉えた本編映像となっている。

本作がアムネスティ国際映画賞《特別表彰》に選ばれたベルリン国際映画祭ジェネレーション部門のヘッドプログラマーのセバスチャン・マルクトは、「世界共通のテーマである現代社会の矛盾を、とても美しく、映画らしい構成で物語に練りこんでいる」と称えている。

また、海外メデイア「VERDICT」に掲載されたレビューでは、「川和田監督の『マイスモールランド』はあくまでフィクションとして、彼女自身がダブルとして生きる経験から、クルド人全体を描くのではなく、一人の高校生であるクルド人に焦点をあてる。彼女が生きる日本社会の中で、希望や夢を持ち、目の前の困難に立ち向かう状況を描いた特別な映画である。日本当局の非人道的な難民政策を厳しく批判する一方で、17歳の少女が自分の感情や、複数のアイデンティティによってもたらされる責任と対峙する姿を感動的に描いており、注目されるべき作品」と評価を受けている。

『マイスモールランド』は5月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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