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TBS、韓国NAVERと組みwebtoon制作会社「Studio TooN」設立!ドラマ化やアニメ化も視野

TBSが、NAVER(ネイバー)のグループ会社で、電子マンガ・プラットホームシェア韓国1位のNAVER WEBTOON社および、マンガ制作会社SHINE Partners社との3社合弁で、韓国にwebtoon制作会社「Studio TooN(スタジオ・トゥーン)」を設立

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  • 左からSHINE Partners岩本炯沢社長、TBSテレビ佐々木卓社長、NAVER WEBTOONキム・ジュンク社長

TBSが、韓国最大手のIT企業NAVER(ネイバー)のグループ会社で、電子マンガ・プラットホームシェア韓国1位のNAVER WEBTOON(ネイバー・ウェブトゥーン)社および、マンガ制作会社SHINE Partners(シャインパートナーズ)社との3社合弁で、韓国にwebtoonを制作する新会社「Studio TooN(スタジオ・トゥーン)」を設立することを発表した。

スマートフォンなどデジタル機器で読む縦スクロール式の電子マンガ「webtoon」は、発祥地である韓国をはじめ、欧米・東南アジアなどで急速に市場を拡大中。webtoonはオールカラーが標準で、縦長のリボン状のマンガ画面を下へ下へと1コマずつ読み進むもので、日本のマンガのスタイルとは対照的。また、「女神降臨」「地獄が呼んでいる」「今、私たちの学校は…」など、世界を席巻している韓国ドラマの原作としても、いまやwebtoonは欠かすことができないものになっている。

TBSでは、新会社「Studio TooN」を通してwebtoon制作事業に乗り出す。そして、日韓のクリエイターたちと世界を視野にオリジナルwebtoon作品を開発し、ドラマやアニメなどへ映像化することで、TBSコンテンツを充実させるグローバルIP戦略を進めていくという。なお、TBSが韓国にグループ会社を設立するのも初めての試みとなる。

左からSHINE Partners岩本炯沢社長、TBSテレビ佐々木卓社長、 NAVER WEBTOONキム・ジュンク社長

今回の新会社設立に関して、TBSテレビ社長の佐々木卓は「webtoonという新分野へのTBSの挑戦を、韓国のみならず世界一であるNAVER WEBTOON社および日本での先駆者SHINE Partners社の協力を得て実現できることとなり感謝している。今後はwebtoonを原作としたTBSの映像作品にも期待してほしい」と述べた。

NAVER WEBTOONのキム・ジュンク(金俊九)代表取締役社長は「webtoon作品は映像化されることで読者数がさらに大きく伸びる。今回TBSという日本の映像制作のトップ企業と組むことができて非常にうれしく思っている。一緒にwebtoonをさらに発展させていきたい」とコメントした。

NAVER WEBTOON社といえば、日本で「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontier社の韓国系列会社。同社が運営する電子コミックサービス「NAVER WEBTOON」は、2004年に韓国を代表する検索ポータル「NAVER」のサービスの1つとしてスタートした。2017年5月に子会社として独立し、現在、世界各地のグループ会社によるプラットホームの連合体“WEBTOON worldwide service”を通じて世界10か国語で8,200万のユーザーにwebtoonを提供。NAVER WEBTOON原作のドラマは世界的人気を集めており、オリジナルのwebマンガ、web小説IPを元にした映画、ドラマ、出版など多様な付加価値ある産業に事業領域を拡大している。

また、SHINE Partners社は、2016年設立。創業者であり社長の岩本炯沢氏が、webtoonの黎明期に韓国でマンガ編集プロダクションに従事した経験を活かし、日本帰国後に当時は日本唯一のwebtoonに特化したスタジオとして起業したマンガ制作会社。主なオリジナル作品に「リベンジ・ラブ」「大切な日はいつも雨」などがある。

新会社「Studio TooN」は2022年5月設立、6月業務スタート予定。

《シネマカフェ編集部》

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