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伝説のヘアメイクドレッサーが輝きを取り戻す『スワンソング』予告

引退したヘアメイクドレッサーが亡き親友の最後のメイクを施す旅を描き、世界各国の映画祭で感動を巻き起こしたウド・キアー主演映画『スワンソング』。日本版予告篇とともに、場面写真とトッド・スティーブンス監督のコメントが到着した。

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『スワンソング』(C)2021 Swan Song Film LLC
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引退したヘアメイクドレッサーが亡き親友の最後のメイクを施す旅を描き、世界各国の映画祭で感動を巻き起こしたウド・キアー主演映画『スワンソング』。日本版予告篇とともに、場面写真とトッド・スティーブンス監督のコメントが到着した。


>>『スワンソング』あらすじ&キャストはこちらから

現役生活を遠の昔に退き、老人ホームで過去の栄光を抱えながら過ごす伝説のヘアメイクドレッサー、パット。そこに、わだかまりを残して亡くなった元顧客で親友の死化粧の依頼が舞い込む。ジャージ姿でホームを抜け出したパットが、葛藤しながらも徐々に輝きを取り戻していく姿を描いた華麗なる予告篇が完成した。

トッド・スティーブンスによる本作は、監督の故郷を舞台に、実在のヘアメイクドレッサーをモデルに製作された。監督はその彼に初めて出会った日を、「初めて故郷の小さな町にあるゲイバー、“ザ・ユニバーサル・フルーツ・アンド・ナッツ・カンパニー”に足を踏み入れた。そこに彼がいた。ダンスフロアでキラキラ輝いている。フェザーボアを首に巻き付け、柔らかなフェルトのつば広帽をかぶり、お揃いのパンツスーツを着た“ミスター・パット”・ピッツェンバーガー。まるでボブ・フォッシーの世界から抜け出したような動きで踊っている。17歳の私にとって、パットは神のごとく輝いていた」と回顧する。

「1970年代、パットがどんなふうにキャロル・バーネットのようなドレス姿でスーパーマーケットに買い物に行っていたか―。彼は、常に勇気をもって自分自身でいようとした。それが安全とは言えない時代でも」と、故郷の想い出と共に語る監督。

監督にとってこの作品は「もう一度生きるのに遅すぎることは決してないということを教えてくれる映画」と語っている。

『スワンソング』は8月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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