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TENDRE、Charaから三浦透子まで10組がエンドソングを担当「すべて忘れてしまうから」

ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ「すべて忘れてしまうから」、エンディング楽曲を10組のアーティストが手掛ける。

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「すべて忘れてしまうから」エンドソング(C) Moegara, FUSOSHA 2020
「すべて忘れてしまうから」エンドソング(C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」エンドソング(C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」(C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」Chara
  • 「すべて忘れてしまうから」(C) 2022 Disney
  • 「すべて忘れてしまうから」(C)Moegara, FUSOSHA 2020

阿部寛主演で、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして独占配信される「すべて忘れてしまうから」。この度、総勢10組の豪華アーティストたちが毎話異なる楽曲を奏でるエンディング楽曲を担当することが決定。さらに、TENDREが自身初となる本作の劇伴を手掛ける。

ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。流されるままに生きる、そこそこ売れっ子のミステリー作家“M”(阿部寛)は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密があきらかになっていく。

そんな本作で今回、全10組のアーティストが全10話それぞれのエンディングを担当するという異例の企画が実現。さらに、全曲ライブパフォーマンスで披露されており、登場人物たちが演奏に酔いしれる様子も映し出され、物語の一部として最後までドラマの世界観に浸ることができるという。

この企画について、本作のプロデューサーは、「様々な日常を切り取ったエッセイを原作とした物語だったので、話ごとにテーマが違ってくると想定している中で、エンディングの味わいが違っていくのは面白いだろうし、この作品にマッチするのではないかと考えました」と、今回の構成だからこそ生まれたアイディアであること、また、「みたことがないものにしたかった」と新しさも意識していたことをコメント。

さらに見せ方についても今回の企画が決まった時と同時に、岨手由貴子監督と「舞台の一つを小さなライブスペースがあるBARにしよう」と話していたことを明かし、「だから必然的にライブパフォーマンスであるべきだと行き着いたのですが、同時に、このドラマを観ることで素晴らしいアーティストたちのここだけのライブを聴けるというのも、視聴者の満足度を上げると確信もしていました」と、これまでにない新たな形のエンディングの形が、作品とうまくかけ合わさることで生まれる化学反応へ自信をみせる。

全10組のアーティストたちは、Chara演じるカオルが店主を務める“Bar灯台”にセッティングされたステージなど劇中の舞台で演奏をするという豪華すぎる演出となっており、作品の世界観の中でそれぞれのパフォーマンスを堪能できる仕上がりとなっている。


エンディングを手掛ける10組のアーティストは?


年齢層やジャンルも多種多様なアーティストが本作へ参加。多数のCM歌唱や楽曲提供を行い、ソロアーティストとして活躍し続けている奇妙礼太郎が披露するのは、自身の楽曲の中でも人気の高い「竜の落とし子」。

本作への参加について、「演技をするという経験ほとんど無く、自分自身への不安はありましたが、それよりもとても好きな『あのこは貴族』の岨手由貴子監督の作品に参加出来る喜びがとても大きかったです」と、岨手監督作ということが自身にとっても非常に大きかったとコメント。

本作で『スワロウテイル』以来26年ぶりに演技に挑戦したことでも話題のCharaも、自身の人気楽曲「Junior Sweet(JEWEL ver.)」で参加。“Bar灯台”オーナー・カオルがアーティスト・Charaに転身しステージで歌う様は本作ならではの見どころ。

「あさイチ」(NHK)2022年度テーマ曲を担当し、様々なTVCMの楽曲を手掛けサウンドデザインのセンスやメロディーのキャッチーさが高く評価されているマルチプレイヤーのTENDREは自身の数ある楽曲の中でも人気が高い「DRAMA」を歌い上げる。

また、「世界線をちょんと跨ぐような不思議な感覚もありましたし、Bar灯台の店内の雰囲気が昔両親と通っていたジャズバーの雰囲気に近いものもありまして。いつものメンバーでいつものライブみたくのびのび演奏できたことはすてきな思い出のひとつです」とコメントしており、印象に残る経験になった様子。

ファンタジックなメロディと繊細な歌声で多くの人々の心を鷲掴みし、佐野元春、岡村靖幸、坂本龍一など名だたるアーティストと共演を実現し、音楽で人々の心を動かす生粋のシンガーソングライター、七尾旅人が歌うのは「ドンセイグッバイ」。

今回の企画については、「もし『たえず移ろっていってしまうもの』や『それでも残る何か』をBARのシーンがこの物語の基底となって示すのだとしたら、毎回、渡り鳥のようにその日だけのミュージシャンがやって来るのはユニークなアイデアだと思いました」とコメント。

1stシングル「Tic」のMVが話題となり、仏ローリングストーン誌ほか欧州のメディアにも紹介され、「FUJI ROCK FESTIVAL '22」出演や来日アーティストのサポートアクトを担当し、日本にとどまらず世界中で高い評価を受けている「No Buses」は書き下ろし楽曲「I'm With You」を歌唱。今回の参加については、「今まであまりない機会だったので、話を頂いてからとても楽しみでした」と語る。

シンプルなギター・ロックに滲む普遍性には若手のファンも多く同世代のミュージシャンたちからも高い支持を得ているロックバンドの「paionia」が書き下ろし楽曲「わすれもの」を披露。本作に参加したことについて、「多難なバンド人生でしたので、にわかには信じられませんでした。また何か落とし穴があるのでは?という疑念も抱きつつ、一方で嬉しさと花開くことへの期待や希望を感じておりました」と喜びを明かしている。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part2のエンディングを担当し本質的な音楽性の高さが業界内外から高い評価を受けるヒグチアイは、本作のために書き下ろした「しみ」をピアノひとつで弾き語る。

今回の企画について、「全話やりたかったです(笑) けど、終わらせ方や感じさせ方をもっと突き詰めればこういう風になっていくんだろうなと納得しています。エンディングを飛ばして見る人も多いので、そういう方にも毎話楽しんでもらえますよね」とコメント。

第94回アカデミー賞国際長編映画賞を始め2022年の映画界を席巻した『ドライブ・マイ・カー』出演で注目を集める一方、現在テレビ朝日系にて放送中の木曜ドラマ「六本木クラス」の挿入歌を担当し、『天気の子』でも主題歌を歌い上げ、歌手としても魅力にあふれた歌声で惹きつける三浦透子が披露するのは「おちつけ」。

今回の企画への参加について、「なんと贅沢でわくわくする企画なんだ!と純粋に嬉しかったです。役者としてお仕事をご一緒したことのあるスタッフさんが多かったこともあってちょっと照れ臭さもありましたが、それもまた心地よかったです。とても素敵な機会をいただけて感謝の気持ちです」とコメントする。

国内だけでなく海外ツアーを積極的に行い、各メンバーが担当のパートにとらわれずに楽曲を制作し若者から音楽コアファンまで人気を集めている東京発の4人組バンド「ミツメ」が書き下ろし楽曲「メビウス」を歌唱。

今回のオファーについては、「それぞれが思い思いのエンディングテーマを作るのは面白いなと思いました。気合の入った曲は他の方にお任せして自由にやれそうだなとも考えていました」と、企画への面白さと自由に演奏できる楽しみがあったそう。

昨年ポカリスエットCMがきっかけとなったアイナ・ジ・エンドとの2人組アーティストA_oによる「BLUE SOULS」が話題となり海外の音楽フェスにも出演するなど国内外で話題となっており、最近では映画『マイスモールランド』の劇伴も手掛ける「ROTH BART BARON」が書き下ろし楽曲「糸の惑星」を披露。「各お話に違う個性を持った音楽家が一つの大きな物語を作ってゆくことがこの作品にとても合っているなと思いました」と語っている。


TENDREが劇伴を担当「主にピアノをメインとして自分なりの手法で」


さらに今回、TENDREは本作の劇伴も担当する。実写ドラマの劇伴楽曲を手掛けるのは自信初となる。今回のオファーについては、「今作の音楽担当のお話をいただいた段階で、劇中で演奏できるというオファーを同時にくださったことにとても興奮したのをよく覚えております」と、エンディング楽曲と劇伴をともに担当できることに喜びを明かす。

劇伴については、「登場人物の皆さんの息遣い、それぞれの場面や場所の匂い、作品自体が持つ温度感、そういったさまざまな要素に必要な感情の動きを、主にピアノをメインとして自分なりの手法で空間に描く。そんなイメージでつくりました」と、作品に寄り添いながらも独自の解釈も加えて制作。

また、「今作をご覧になる皆さんと同じ様に、この世界の人々をやさしく見守るきもちで音楽を充てがっております」と、TENDREが気持ちを込めて制作し自身で演奏した楽曲たちは唯一無二の世界観となるだろう。


【エンディング楽曲一覧】

 ※50音順

・奇妙礼太郎 「竜の落とし子」(Victor Entertainment)
・Chara「Junior Sweet(JEWEL ver.)」(Ki/oon Music)
・TENDRE 「DRAMA」(ユニバーサルミュージック)
・七尾旅人 「ドンセイグッバイ」(SPACE SHOWER MUSIC)
・No Buses 「I'm With You」(S.S.G.G.)
・paionia 「わすれもの」(gsp)
・ヒグチアイ 「しみ」(ポニーキャニオン)
・三浦透子 「おちつけ」(EMI Records)
・ミツメ 「メビウス」(mitsume)
・ROTH BART BARON 「糸の惑星」(SPACE SHOWER MUSIC / BEAR BASE)

「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。

《シネマカフェ編集部》

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