※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】Charaから学ぶ、幸せに生きるためのヒント「自分が楽しいことが何かを知る」

『すべて忘れてしまうから』に出演中のCharaさん。単独インタビューでは、26年ぶりとなった演技の仕事から始まり、年齢を重ねて変わったこと・変わらないことなど、Charaさんの内面についても伺った。

最新ニュース インタビュー
注目記事
Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
  • Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
  • Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
  • Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
  • Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
  • 「すべて忘れてしまうから」Chara(C)Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」1話 (C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」2話 (C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」1話 (C) Moegara, FUSOSHA 2020

シンガーソングライター・Charaの軽やかなたたずまいは、いつの時代もどの世代にも人々の憧れの存在として映る。現在、Charaさんはディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして制作された『すべて忘れてしまうから』に出演中。主人公のミステリー作家“M(阿部寛)”が通う「Bar 灯台」オーナー・カオルを演じ、キャリア初のドラマ出演を飾った。

「新しいことに挑戦することが好き」と『すべて忘れてしまうから』への出演参加について話すCharaさん。輝き続ける活動の源泉は、新たなことへ飛び込む気持ちにもあったようだ。

単独インタビューでは、26年ぶりとなった演技の仕事から始まり、年齢を重ねて変わったこと・変わらないことなど、Charaさんの内面についても伺った。毎日をハッピーに過ごす、ハッピーを見過ごさずに見つけられるCharaさんのマインドは、我々がより良い明日を過ごすため、幸せに生きるためのヒントが得られるはずだ。

――『すべて忘れてしまうから』では初めてのドラマ出演となりました。これまでもたくさんオファーはあったと思うんですが、出演の決め手は何でしたか?

今回は音楽を愛するカオルさんという役だったので、音楽つながりということもあったし、監督たちも「そのまま(のCharaさん)で」とおっしゃってくださったので、「できるかなあ~」みたいな感じで、お引き受けしました。例えば、役柄が主役とか重荷のものだったらちょっとできないけどね。

あとは、燃え殻さんのこのエッセイでやると聞いたとき、「ええ、これ!? 難しくない?」と思ったんです。淡々としていてミステリー要素もあって、割と地味と言ったらあれだけど…でも映像になったらじわじわとくる、新しい感じなんじゃないかなと思って。それは挑戦だと感じたから、素敵だなと思ったんです。挑戦することって、私、好きなので。

――新しいことに踏み込む、やったことのないことに挑戦することは、日頃よりCharaさんの原動力のひとつだったりするんですか?

チャンスがあったら、やれたら面白そうってなります。何だろうな…自分が知ってると思う以外のことって、たくさんあるじゃない。今回は「新しいことをやろう」と思っている人やチームに参加できたら面白いかも、と感じたので。そうやって違う筋肉を使ってみると「あれっ…」と気づくきっかけにもなりますし。

例えば、お散歩でも意識しないと、道路の端っこ、コンクリートの間に咲いてるお花とかも見過ごしちゃうじゃん。そういうのと同じように「見過ごさないで気がつけることができる」ことが、何かあると思うんです。

――今回のお芝居や現場での経験で感じたものが、Charaさんの創作の血肉になっていったりもするんですね?

なってると思いますね。いろいろな人とコミュニケーションを取るほうが、自分で気がつかないうちに他人と接する筋肉、コミュニケーション能力の筋肉は活性化されるはずなので。だから違う現場、このチームに入ることで活性化されてるはずですけどね。もともと割と活動的なタイプですけど。

――作品内では、とても自然な感じの演技に惹かれました。Bar 灯台では流れるような会話劇が続きますが、大変ではなかったですか?

撮影前、友達の女優が心配して「Chara、本読みやってあげるよ~」と来てくれたりしたんです。娘も「やってあげるよ」と言って本読みをやってくれて、…台本はその2回ぐらいかな。

今回はセットが本当に素晴らしかったから、「Bar 灯台に行けば、カオルさんになれる」みたいな状況があったんだと思います。美術さん、メイクさん、衣装さんもすごくこだわっていたんです。特にカオルさんは衣装がすごーく凝っていて、ほかの役者さんは毎回似たような服なのに(笑)、カオルさんだけ毎回違っていて。それは監督たちの希望でした。

――監督からは、そのほかにオーダーもありましたか?

監督が、現場で「やっぱり、それはなし」とか「こっちにしたい」と変えていくのはよくあることで、それは普通にあったかな。映像は監督のものだと思っているから、「言うことを聞いてやったらいい」と思っていました。だからむちゃぶりも結構あったんだけど、「やりたいな」と思って努力しました。


《text:赤山恭子/photo:You Ishii》

映画ライター10年目突入 赤山恭子

1980年代生まれ、昭和の残党。兵庫県出身。日本大学芸術学部放送学科卒業後、出版社でエンタメ週刊誌、月刊誌の編集者に。その後、映画会社に入社しディストリビューター(権利販売)/映画サイトの編集者を経て独立。現在は映画、ドラマ、舞台などに出演する俳優、監督にインタビューや現場取材が主、アベレージ年間300本。趣味はお酒、英語の勉強、引越し。

+ 続きを読む

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top