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看板キャスターの日常が揺らぎ始める…チョン・ウヒ主演『死を告げる女』12月公開

今年4月に本国で公開され話題を呼んだ映画『アンカー(原題)』が邦題『死を告げる女』として、12月23日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアル、予告編が解禁された。

韓流・華流 スクープ
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今年4月に韓国で公開され話題を呼んだ映画『アンカー(原題)』が邦題『死を告げる女』として、12月23日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアル、予告編が解禁された。

生放送5分前、テレビ局の看板キャスター・セラ(チョン・ウヒ)のもとに「殺される」と死を予告する情報提供電話がかかってくる。いたずら電話として片づけるには気が重いセラを、母ソジョン(イ・ヘヨン)がスクープを掴むチャンスだと背中を押す。ところが情報提供者の自宅に向かうと、そこには情報提供者のミソと彼女の娘の遺体があった。その日以来、事件のことが忘れられず取材を続けるセラは事件現場でミソの主治医だった精神科医イノ(シン・ハギュン)に会い、彼に対する疑いを深めていく。

ソウル独立映画祭特別賞を受賞し、ベルリン国際映画祭でも上映され、国内外から高評価を得た2008年の短編「春に咲く」のチョン・ジヨン監督の初長編映画である本作。企画を進行する過程で主人公がキャスターという設定が追加されたと言い、「端正で知的で美しい、世間からそのような目で見られている女性キャスターの裏の顔を描くと面白いのでは」というチョン・ジヨン監督の着想に基づいている。

主演を務めたのは、2013年に『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』で主演女優賞と新人賞を総なめにし、映画『サニー 永遠の仲間たち』、『哭声/コクソン』、『雨とあなたの物語』や、ドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」をはじめ、作品毎に個性的な演技で大きな支持を受けているチョン・ウヒ。事件真相に近づくことで起こる心理的な混乱や恐怖を繊細な演技で表現している。

また、精神科医イノ役には、ベテラン俳優シン・ハギュン。2000年に『JSA』で青龍賞ならびに春史映画芸術賞の助演男優賞を受賞して以降、近年も歴代興収ランキング第1位のメガヒットを記録した映画『エクストリーム・ジョブ』へ出演したほか、ドラマ「怪物」では百想芸術大賞の最優秀演技賞を受賞している。

さらに、セラの母ソジョン役には、ホン・サンス監督作『あなたの顔の前に』での百想芸術大賞女性最優秀演技賞の受賞が記憶に新しいイ・ヘヨン。共に百想芸術大賞で新人女優賞を受賞した共通点を持つチョン・ウヒとイ・ヘヨンによる、母と娘の愛情と執着を立体的に表現した熱演バトルも見どころになっている。

解禁となった予告編では、チョン・ウヒが演じる看板キャスター・セラの報道キャスターとしてミスを許さない完璧主義な姿、そして死の予告電話によって揺らぎ始める日常までを映し出す。また、そんな彼女をより大きな混乱の中へと導く精神科医イノや娘のキャリアにこだわるセラの母ソジョンも登場し、見るもの全てを疑わずにはいられないスリリングな映像となっている。

『死を告げる女』は12月23日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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