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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』初上映!監督「チャドウィックのことばかり考えます」

マーベル・スタジオ劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のワールドプレミアが開催、それぞれがチャドウィック・ボーズマンへの思いを口にした

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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ワールドプレミア ©Marvel Studios 2022
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ワールドプレミア ©Marvel Studios 2022
  • 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ワールドプレミア ©Marvel Studios 2022
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11月11日(金)に日米同時公開されるマーベル・スタジオ劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。そのワールドプレミアが日本時間10月27日(木)、アメリカ・ロサンゼルスにて行われ、故チャドウィック・ボーズマンへの想いを込めた本作が世界初上映。リアーナが楽曲提供していることがサプライズで発表された。


>>『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』あらすじ&キャストはこちらから

本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こし、エンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる物語。国王ティ・チャラ=ブラックパンサーを演じ、多くのファンやキャスト、スタッフに愛されたチャドウィックが2020年に病のため他界。彼の想いを受け継ぐという決意を胸に、スタッフ・キャストは一丸となって作品を完成させた。

シュリ役レティーシャ・ライト

超文明国ワカンダの技術開発を担う天才科学者であり、本作で重要な役を担うシュリ役のレティーシャ・ライトをはじめ、前作に引き続きワカンダを守る戦士オコエを演じるダナイ・グリラ、ティ・チャラの母でありワカンダの女王ラモンダ役のアンジェラ・バセット、ワカンダ史上最高のスパイのナキアを演じるルピタ・ニョンゴ、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に深く関わるであろう注目のキャラクター、アイアン・ハートことリリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーン

リリ・ウィリアムズ役ドミニク・ソーン

エムバク役ウィンストン・デューク、ネイモア役テノッチ・ウェルタ、前作を手掛けアカデミー賞7部門にノミネートさせたライアン・クーグラー監督など豪華メンバーが集結し、公開を待ち望むファンと共に特別な想いで作品の完成を祝った。

ネイモア役テノッチ・ウェルタ

プレミア会場の入り口には、まるで“ワカンダ”へ続く道を守っているかのようなワカンダの戦士ドーラ・ミラージュたちの姿が! “ブラックパンサー”といえば紫のイメージということで、前作のプレミアに続きパープルカーペットが敷かれた会場には、4年ぶりの続編に心躍らせたファンが大勢集まり、中にはブラックパンサーやネイモア、ワカンダの戦士たちなど、作品に登場するキャラクターのコスチュームを着るファンの姿も。そして、満を持して豪華キャスト陣が登場すると大歓声が巻き起こった。

オコエ役ダナイ・グリラ

ブラックパンサーを想起させる黒くスタイリッシュな「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」の衣装で登場したレティーシャは、「夢が実現したんです。コスプレをする人たちが集まって、とても興奮しているのが分かって、とても価値のあることでした」と語る。「シュリだけでなく、思い出した人も一緒になって、母娘で悲しみに苦しむ様子を探る良い機会です。この作品は多くの人に共感され、多くの人がそこから成長することができると思います」と作品に込めた思いにも触れた。

さらにシルクの豪華な衣装で登場したクーグラー監督のネックレスには亡きチャドウィックの姿が。「友人を失った喪失感を克服するという意味では、『乗り越える』という言葉は使いません」と監督。「この映画を作るために、私たちは多くのことを乗り越えてここまでやってきました。そして、とても満足感を感じています」と言い、初お披露目に際し「チャドウィックのことばかり考えます。彼ならどう思うだろう?って。『どう思う?』と聞いてみたい」と語った。

ライアン・クーグラー監督

ダナイやアンジェラは高貴な紫のドレス、ルピタは白のドレスで登場した。ルピタも「この作品に戻ってくることは特別な瞬間です。私たちは、彼に敬意を表し、彼を念頭に置いてこの映画を作りました。ですから、私たちは彼を連れています。そして、私たちが作ったのと同じような愛と寛容さで受け止めてもらえることを願っています」とチャドウィックに思いながらコメント。

ナキア役ルピタ・ニョンゴ

“母”を演じたアンジェラは「彼もまた、この映画を祝福してくれていると思います」と語りながら、「愛してるよ、兄弟。私たちを支えてくれてありがとう。私たちの背中を押してくれて、美しい映画を作る力を与えてくれてありがとう」と伝えたいと明かした。

ラモンダ役アンジェラ・バセット

プレミアにはMCUのシャン・チー役のシム・リウや、マイケル・B・ジョーダンら、マーベルの仲間たちも登場し、この日を迎えた一同に祝福の言葉をかけるひと幕も。シムは「彼の遺志を尊重してくれてありがとうと言うしかない、彼の物語とその続きに立ち会えることを非常に光栄に思っています」と感慨深げで、「『ブラックパンサー』のストーリーは僕の心の中にあるものなんです。もちろん、チャドウィックの遺産はすべてを覆っていますし、この物語に名誉がもたらされることに、本当に興奮しています」とコメントした。

また、『ブラックパンサー』は音楽面でも高い評価を受けており、本作に参加するアーティストも注目されていたが、本作オリジナルサウンドトラックのリードシングルとしてリアーナが歌う「Lift Me Up」が発表。ワールドプレミアにはリアーナ本人も長い手袋がアクセントのグレーのスパンコールドレスを身に纏い、パープルカーペットに登場し、一段と大きな声援を浴びていた。

リアーナ

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。


《シネマカフェ編集部》

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