地盤沈下によって突如現れた巨大陥没穴“シンクホール”に巻き込まれた人々を描く映画『奈落のマイホーム』より本編映像が公開された。
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今回公開されたのは、マイホーム購入の幸せ絶頂期にいる主人公一家に、不穏な災いの影が忍び寄るシーン。ソファーでくつろぐドンウォンと妻のヨンイは、ようやく手に入れたマイホームを味わい、そこへ息子のスチャンも加わり、愛する家族と幸せを噛みしめる。
そして、スチャンが「面白いのを見せようか？」とマイホームで見つけた新たな遊びを披露。テーブルの上でビー玉を転がし、「床でもできるよ」と誇らしげに転がしてみせるが、ドンウォンの顔は曇っていく。
傾きに気づかぬまま、マンションを購入してしまったドンウォン。こうして欠陥を疑い始めるが、時すでに遅し。このあと、夢にまで見たマイホームは地下500mまで沈んでしまう。
また、本作をいち早く鑑賞した著名人からコメントが到着。赤ペン瀧川は「“笑って泣ける”を追求するエンタメ作品！これは胸熱だぜ！」と熱く語る。
事故物件サイト管理人・大島てるは「日本にはこんな映画を製作するのは無理だろう。建設・不動産業界からのクレーム必至だからだ。『ありえない』『風評被害の責任を取れ』『業界のイメージが悪くなる』などと。だが、韓国は違う。何しろシンクホールがソウルを中心に現実に毎日出現している国なのだ！普通なら隠蔽したくなるような国の恥部を世界に晒す韓国映画には『あっぱれ』としか言いようがない」と絶賛。
[Alexandros]川上洋平は「シリアスなテーマをコメディタッチに描いているのが新鮮でした」と感想を述べている。
『奈落のマイホーム』は11月11日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
