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史上初、日本&チリ共同製作映画『GREEN GRASS~生まれかわる命~』が完成

日本とチリの修好120周年記念事業として製作された、映画界史上初となる日本&チリ合作映画『GREEN GRASS~生まれかわる命~』が、11月1日より公開に向けての活動を開始。N.Y.で活躍中のイシザキ マサタカを主演に、西岡徳馬、小澤征悦が共演する。

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日本とチリの修好120周年記念事業として製作された、映画界史上初となる日本&チリ合作映画『GREEN GRASS~生まれかわる命~』が、11月1日より公開に向けての活動を開始。N.Y.で活躍中のイシザキ マサタカを主演に、西岡徳馬、小澤征悦が共演する。

日本人のイシザキ マサタカとチリ人で監督のイグナシオ・ルイスが2010年にカンヌ国際映画祭で出会い、両国は地球の真裏に位置しているものの、共に「地震・津波多発国」のため「震災による死者への想い」を抱えている国民性であることから、「命」をテーマにした作品づくりの企画がスタート。

本作は、震災に巻き込まれて死後の世界に旅立った息子・近藤誠と、息子を失った父親の近藤清の2つの視点で人生が描かれていく。死を受け入れられない若者の葛藤、遺された家族の悼みなど複雑な心模様を独特の映像美で綴り、死後の世界でめぐり合う人々との体験を通じて、青年が成長していく姿を映し出した内容となっている。

主演で息子の誠を演じているイシザキさんは、監督したショートフィルム『NO REASONS』が現在N.Y.で上映され、国際的に活躍中。

父親・清役には、ドラマ、映画、舞台など多岐に渡りマルチに才能を発揮している日本の名優・西岡徳馬。清の秘書・福永佑介には、俳優にとどまらずコメンテーターなどでも定評のある小澤征悦。

また、映画『Matar a un hombre』(原題)でサンダンス映画祭にてワールドシネマ審査員賞を受賞しているダニエル・カンディア、チリの代表的な女優であるヒメナ・リバスなどが共演する。

監督・脚本は、アニメーターとしても作品を数多く手掛け、映画『Humanoide No Robot』(2011年)でチリ映画産業界“ Pedro Sienna”賞を受賞し、同年“Person of the year in arts”(今年の人)に選ばれるなど、国際映画祭でも評価を得ているイグナシオ・ルイス。

また、ワールドプレミアは10月に行われた第32回Cine Ceara Film Festival(ブラジル)にてコンペ部門で正式上映され、監督と主演のイシザキさんが参加、撮影賞を受賞している。

この度完成した映画を鑑賞した、駐日チリ共和国大使リカルド・G・ロハス氏よりコメントも到着した。

<駐日チリ共和国大使 リカルド・G・ロハス コメント>
日本とチリ、両国の皆様が協力しあえたことで映画が完成し、心から喜ばしく思います。
私にとっても、史上初となる日本とチリの合作映画の完成に立ち合えて、素晴らしい経験となりました。
『GREEN GRASS~生まれかわる命~』は、とても繊細な映画です。
メランコリックなアプローチで、日本人の死生観を軽妙に描いております。
“映画”を共通の言語にしながら、2国間の文化交流を深めていけたらと思います。
完成、本当におめでとうございます!


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《シネマカフェ編集部》

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